< < 岩魚の棲む清流(お盆道央圏釣行) > > |
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お盆前メールが一通届いた、送り主はyamame氏お題は「お盆釣行は?」と内容はお題を見て一目瞭然である、釣の予定の確認である、先日そのyamame氏が道南に来た時に話の中で私がお盆は墓参りに故郷に行く事を知っての予定確認のメールであった。
予定では15日はフルに釣りに開けていたので、道央圏のある渓に同行させてもらう機会を得た、メンバーはすすきの鱒釣りクラブの裏番長こと竹竿使いのyamame氏、ブドウ虫使い大魔神TOKI氏、タノシー族奇行師ことchuel氏、そして私のFF2名、餌・LFが1名の混成4人パーティである。
夜明け前の3時半に集合、車2台に分かれて目的地に向かう、林道に入り先に脱渓箇所に向かい1台車を置きUターンして入渓ポイントに向かう、林道に入ってからの走行時間は1時間半この移動時間が凄く長く感じた。
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入渓ポイントに着き藪を漕ぎ支流を下り川辺に向かう、この移動距離も長いひたすら細い流れを降りて行く。
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目的の渓に到達する、そこは山岳渓流ではあるが川幅もあり雄大な渓が待ち受けていた、道南の小渓流になれた私にとってはとても新鮮な印象であり、期待感が膨らんでいた。
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水はクリアで瀬と深く大きなプールが交互に続き、そのプールはイワナが群れ泳ぐ姿が確認できる、只今回ガイド役を担ってくれたyamame氏によるとこのプールを全て攻めていると、中盤からの核心部まで相当な時間が掛かると言われ、脱渓箇所まで到達する事が出来ないという事で、しばらくは殆どのポイントをパスして遡行していく事となった。
だがそそられる大場所が次々現れて、私はどうしてもパスする事は出来なかった、2・3投だけルアーを打ち込み魚影を確認しながら上がって行く、その間にパスして遡行して行ったyamame氏とchuel氏はすぐに私の視界から消えた、私もピッチを少し上げ遡って行く。
入渓から1時間の遡行、核心部に到達したのか先の両氏がフライラインでループを描き始める。
魚影は濃くプールにルアーを泳がせるとそのルアーを見つけイワナが飛びついてくる、それが何回も続く丁寧に攻め続けるとそのプールが3カ所もあれば一日を過ごせそうな雰囲気である。
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撮影yamame氏 |
撮影chuel氏 |
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魚影の濃さポイントの多さで前に進む事が出来ない、その証拠に後方のTOKI氏がいつの間にか追いついている、この渓のキャパシティの大きさには感激させられた。
終盤に入り瀬の岩陰などからのイワナも多くなり、yamame氏は尺を連発「また尺かぁー!」と叫び、chuel氏は「ここはヤバイ!」と言いながら40UPを2本釣り上げていた。
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入渓から約9時間長時間の釣行、脱渓箇所に到達する、釣ったイワナの数は三桁に尺上を数本手にすることが出来た。
道央圏のこの素晴らしい渓を釣り歩く機会をくれた、yamame氏にはとても感謝している、また今回のメンバーyamame氏TOKI氏chuel氏との再会を約束しこの場を離れた。
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撮影TOKI氏 |
< < 懐かしき山の渓(お盆道央圏釣行) > > |
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さて日にちは一日遡り14日、釣果はともかく2007年の8月15日に意外な渓で意外な大物を釣り上げたあの渓にどうしても行きたくて、短時間だけでもと思い兎に角直行してみた。
普段は閉ざされている林道を走り、まずはその場所に入る、小川の様な小渓流、反応は無い。
上に上がりそして下流へと移動する。
少し釣り下るやっと反応があった小さい当たり、抜き上げると小さなイワナ、その後も反応は無い小渓流だがイワナがいてもおかしくない、2年前は確かに釣り上げた大きなイワナ、今回はその感触を得る事は無かった。
その後場所を下流に変えイワナとニジマスを確認、実釣時間1時間半で終了とした。
あのイワナは幻だったのだろうか、あの時は確かに感触があった・・・・。
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