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盛夏の道南渓流

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 8月2日~9月5日

 この時期の渓流はハイシーズンという事で、四渓流の釣りであります。
 最初8月2日と四つ目の30日は同じ障害物により海からの遡上は許されない分断された渓流、二つ目の8月9日は下流域でチョイ釣り、の三つ目の8月23日は色々な魚種が釣れる渓流、四つ目の9月15日は最後の滝が見事な渓流、それぞれ特徴的な流で毎年よく入る場所である。



 8月2日晴れ

 朝から蒸し暑い、こんな日は渓流へ涼を求め行くのが一番、と、言うことでイワナの楽園へ突入です。

 この流域一時的に型も小さく魚が減った時期もあったが、昨年辺りから復活してきて良い感じになっている、イワナのみ流域なのではあるが、良い時は40upのイワナも釣れた事がある渓流だ。
 アクセスは結構大変だが水量も程良く川幅もそれなりにあるので、魚からの反応さえあればストレスを感じない釣り場となる、この日も入渓から連続ヒットで三桁越えの釣り、後半になって尺イワナも釣れ満足したのだが、最後に釣れてきたのがなんと良型のヤマメこの流域で初めて釣った魚だ。

 最初にも記したがここは分断された渓で海とは繋がっていない、魚が自力での遡上は許されないはずなのだ、真夏のミステリーでありました。



 8月9日晴れ

 真夏の釣り、最初は外の渓に行って見たのだけれど、林道を走り車を止めた瞬間無数のアブが車の回りに集まり、ドアを開けるどころかウィンドウすら開ける事が出来ず釣りは断念しようと思ったのだが、諦めきれず春にアメマスで良い思いをした場所に向かった、そこがダメなら即刻撤収と思ったのだけれど、案外とアブが少なく釣果は求めずこの程度ならと竿を出したのだ。

 結果は数こそ2本であったが久しぶりの尺ヤマメと御対面だ、気を良くして少し上流に上がるが程なくアブの猛攻を受けて逃げるように脱渓した。

 この時期の渓流は、やはりアブが相当ヤバイです、入渓には十分注意をしましょう。


 8月23日晴れ

 この日は午前中shinya氏とアメマスの里に入ったがそれはそれなりだったかな。

 そして午後からshinya氏と別れ単独で少し離れた渓流へ入る、あまり釣れない所ではあるがニジマス、ヤマメ、イワナと色々と釣れるので面白い、水量のわりに河原が広いので開放感もある。

 秋にはよくキノコを採りに入るのだがまだ時期ではないので釣りに集中、例年ならヤマメはすっかり抜かれているのだが、この日は意外にヤマメが多く釣れた尺イワナも。

 終盤に細い支流に入り滝で行き止まり。


 8月30日晴れ

 この日は8月2日と同じ渓に入るヤッパリ秋が近づいている感じは否めない、8月2日に来た時より渋い感じになりました、そしてまたヤマメが釣れました同じヤマメかもしれないね。

 木が色づいているのも有ったがまだ紅葉にしては早いはず、イワナは良いサイズが結構釣れました。


 9月15日晴れ

 大きなトチノキがある渓、初めは最上流を目指す。

 イワナの数は以前より少ない感じだが1人で釣るのには十分な量、尺上も釣れていい感じだった、そして期待の最後の滝に到達するが良型をバラシまくりでガックリ結局そこでは一本も採れず、「次に来た時まで残って居てくれ。」と願いつつ川通しで戻り下流域に入る。

 何時もなら空振りが多いのだが思いがけずアメマスの反応が良かった、まあサイズはそれなりだがウルトラライトのロッドはいい感じで弧を描くので 実に楽しかったです。


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