ライン

滝のある風景

ライン


 9月21日 晴れ


 今期初めてこの流域に入るのだが、久々に通る林道は路側のイタドリが道に覆い被さりとても走りづらい、途中道を横断する側溝の木製で出来た蓋も腐って一部無くなっていて、気が付かず通り車に強い振動が伝わった、幸い車がタイヤの大きな四駆車なので難なく通過したが、普通乗用車ならばタイヤが嵌まるか車体を摺っていたかもしれない、林道はゆっくり注意深く走行するに超した事は無い。
 
 入渓場所に車を停めて渓に下りていく、砂防ダム直上が入渓場所一応魚道は付いている、かろうじて機能はしている魚も遡上している、しかし十分かと言われると?である無いよりはまし程度、問題はここの砂防より中流域に新たに出来た砂防が相当影響している、それが出来てからの遡上魚は確実に減少している。

 ゆっくりと遡っていくが魚影は薄いメインはイワナでヤマメが時折顔を出す程度の流域である、そして滝のある風景小さなイワナが顔を出すがその後が続かない。



 足下を見ると羆の新しい足跡が上流に向かって残されていた、ここでは良く見るのだが新しく進行方向は同じなので引き返す事にした、今年の山は豊作でコクワ(サルナシ)、山葡萄、ドングリ、ブナの実
が多く実っている、羆も山中でおとなしく早めに冬眠してくれないかなと思いつつ渓を後にした。


Copyright (C) Mountain stream fishing. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system