ライン

道央の渓にて(岩魚の棲む清流)

ライン


 8月3日晴れ

 昨年、大雨の影響で行けなかったあの清流、7月にyamame氏が道南遠征の時にあの清流へと行きましょうとお誘いを受けた、yamame氏は林道を通過が可能と事前調査済みで、釣りに入る日を何時にするか打ち合わせていた、今までは前夜に出発して近くの道の駅で車中泊したのだが、今回は真夜中に車を走らせ早朝の約束の時間に到着させた、林道入口で待ち合わせ、少々早く到着したが間もなくyamame氏の白いSUVが見えた、ナビ席にはyamame氏の友人SK氏が同乗していた。



 挨拶も程々に林道に入る、途中落石箇所もあり慎重に通過、更に林道の奥へ突き進み脱渓箇所に私の車をデポして入渓箇所に戻る、入渓箇所と言っても渓に隣接して林道があるわけでは無い、林道から支流を500m以上下らなければならない、タックルを手に下っていくがそこそこの水量のある流れ足下からイワナが走る、これはただ下るのでは勿体なくルアーを放り込んでみる、躊躇無くイワナが飛びついてくる案外支流に良いイワナが居たりする事がある、そう思ったら尺越えのイワナが釣れてきた、本日の目標は本流に入る前にあっさりと達成された。



 本流に到達する、この幅の広い流れに入るのは一年空けて久しぶり、FFのお二人に先行してもらいRFの私は後から遡行していく、時々ポイントを譲ってもらいキャストしていく、ルアーに束になってイワナがチェイスするのを岩の上からSK氏が面白げに眺めていた、大きなプールの連続イワナは縁のボサ下やボトムそして岩陰に教科書通りの場所に着いている、深いプールのボトムにいる奴は手強いなかなか浮上してくれない、瀬にも多く流れの中にルアーを見つけチェイスそしてヒットする、実に楽しい尺上も数本混ざり釣果は満足、8月初めイワナの盛期と言って良いだろう、最近は天候も異常じみた降雨があったりで渓が一変したりする箇所が多い、道南の渓は一旦土砂が流出すると元の姿に戻るには相当な時間が掛かったりする、この周辺も昨年の大雨で道路が崩落するほどの被害があったのだが、渓は以外に変わった様子は無く、透明な流れとイワナ、そして雄大なロケーションは変わらず健在であった。

 今回またこの渓に入れた事に下見から釣行ガイドして下さったyamame氏に感謝致します。


Copyright (C) Mountain stream fishing. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system