ライン

カッコイイニジマスと尺イワナ

ライン


 2013年9月29日 (日) 晴れ MAX イワナ 32cm ニジマス 48cm


 秋も段々と深まりつつある9月の最後の週末、私の中で秋定番の渓に向かう事とした、序盤はいつも通りパッとしない小ニジと戯れてこの日は終了かなと思っていた。
 産卵に適した場所ではサクラマスが産卵床を作り占拠していて、迂闊に近づけば上流に大騒ぎしながら走られポイントは潰される、その中でも大型のニジマスの追いを見つけ、二投目にしてルアーを捕らえさせる事が出来た、寄せてランディングする小渓流で48のこのサイズは十分すぎるサイズ、グットプロポーションに出逢った。
 その後上流に向かうが、以前にも親小熊の渓と紹介した場所である、終盤に差し掛かる手前で大小の大きさの異なる羆の真新しい足跡見て即座に引き返す事に決めた、そして戻りの途中に脇に逸れて普段は入らない場所に潜りヒレの縁を朱に染めた尺イワナに出逢い次の渓に向かう事にした。



 この日の2本目はこの時期にはほとんど立ち寄らない場所なのだが、何故か立ち寄る気になった入渓はしやすい場所で比較的釣り人も見かける場所なのだが、道南はイワナよりヤマメが主流なのでこの流域は海とは分断されイワナ流域であるので一般の餌釣り師は見たことがない、見かけたのはフライ・ルアーのアングラーである。
 そして対象魚はイワナである、イワナ以外の魚は今まで見たことがない、ただ例外に一匹だけ人工物に挟まれた箇所でニジマスを釣り上げた経験がある、これは今までずーっと不思議な感覚であったが今回の釣行で、これが何らかの理由でニジマスがこの流域に入ってきたのだと云う事が理解出来た、今年はこの周辺では記録的な大雨に見舞われ、渓は激しく増水してその増水に乗じてニジマスが人工物を乗り越えてきたのだと云う事、それが間違い無い事実だと確信したのだった。

 今まで釣れるのはイワナだけであったのが、この日は釣れて来るのは八割方ニジマスであった、時期もイワナの産卵期直前の季節で活性も低かったのだろうけど、この流域でニジマスが釣れるのは違和感以上のものでした、ニジマスが嫌いだという訳では無いのだが北海道のネイティブであるイワナの流域にニジマスの存在は、正直必要ないのかなと思いました何れこの上流域もニジマスが入り込むのかのと思うと複雑な気持ちでありました。


Copyright (C) Mountain stream fishing. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system