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平成25年の早春 春はイワナの山岳渓流

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 5月3日 曇り MAX イワナ 24cm

 GW後半の初日道南はまだまだ春到来とはいえない印象である、木々には深緑は無く岸際にはフキノトウが淡い緑を添えているだけ、他にはまだ春を感じるには少し早い状況であって、渓の水も冷たくルアーを泳がせてもそれを追いかける影を見ることは出来なかった。

 

 下流域を探る、なんとかイワナをヒットさせるが数を釣ることは出来ない、もとよりイワナが多く釣れるのは期待していなかったが、それでも少しは楽しませてくれるだろうと思っていたのだ、だがその願いは叶わなかった。

 そして次の狙いの山菜は前回山葵と行者ニンニクを確保しているので、アズキ菜をターゲットとして有望な場所を目指した。

 その場所に着いたが予想通りまだ新芽の状態で、食べるのは美味しいのだが量を採るのが大変な状況だった、それでも小まめに一本一本摘み取り袋に詰めていく、一つの袋が膨らむには相当な時間を要する、そして摘み取る作業がとても大変なので休み休みの作業となる、1時間ほど粘ってようやく袋が膨らんだ、そしてそれをリュックに入れて担ぐとズッシリとした重量を感じた、車まで戻り早めの帰宅とした。


 

 5月4日 曇り時々雨 MAX イワナ 28cm

 GWの釣り、アカガレイ氏と久しぶりにイワナの楽園へと向かった、滝の有る風景も久しぶりに見る風景だ、確か昨年は見ていない。

 アカガレイ氏は相変わらずのタフガイ、遡行のスピードは速い、やはりパラダイスと言えど遅い春の状況は他の渓と同じで、イワナの活性は低く、盛期では三桁が普通に釣れる流域だがなかなか厳しい状況であったのは間違い無い。

 やはりそうなると遡行スピードはくなるのが常で有る、アカガレイ氏は少し目を離すとあっと言う間に見なくなってしまった。



 アカガレイ氏を追いかけていく、イワナはそこそこ釣れる、だが型は大きくは無い、渓相は抜群に良いイワナのコンディションも雪代の洗礼を受けて、シルバーメタリックの魚体をしているもの、まだ黒く錆びた魚体、柿色に染まった腹を持つ物同じイワナとは思えない程。



 丁度よい規模の渓で、好きな渓流の一つである、遡行は大変だが変化の有る渓で長く歩いていても飽きない。

 でもいずれは終わりが来る、その上も魚は居るのだろうけど勝手に魚止めと決める、でもそうでもしないと切りが無いのである、その魚止めの小滝に行き着いたこの景色は二度目となるが、その上は気にしない様にしている。

 そして折り返す、気温も上昇したのか戻り際にも少し竿を出すとイワナが小気味よくヒットする、でもそんな事をしていると時間が掛かりすぎるので程々にして起点に戻った。

 久しぶりのアカガレイ氏との釣り、楽しい時を過ごすことが出来たGW中日であった。


 

 5月5日 曇り MAX イワナ 31cm

 GWの天候はなかなか安定せず、晴天とはならず春の気候と感じる頃は出来ない日であった、この日は釣りと山菜が半々で毎年行く場所へ向かう事とした。

 当然魚はイワナ、山菜は行者ニンニクと山葵そしてアズキ菜である、毎年入る渓は雪代は無いが水は冷たく水量は多めであった。



 目的の山菜を採りイワナを釣り、山菜を採り来た場所に戻る、GWの渓流釣行を終える事になった。

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