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   2013年1月 日本海の釣り

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 1月2日  晴れ後曇り 海アメマス60cm

 新しい年の始まりである、昨年のスタートはサクラマスラッシュであったが、今年は例年に戻って岸よりはまだ後の様である。

 今年も新年早々釣りに出る事が出来た、昨年は暮れに掛けて公私共に忙しい年となった、そんな中でもロッドを手に渓を歩き、北海道の大自然に溶け込み釣りや自然の恵みの恩警を頂いていた、よく考えると実に幸せな日々を過ごしていると思う所である、まあ時には出会したくない者とも遭遇も数回あったのが記憶に新しい。

 年齢も12日で53となった、渓を歩いていても疲労が溜まると足が攣ったりする事が多くなり、無理が出来ない年齢となったのを自覚しなければならない、自分の体力にあった行動をしなければと思う訳ではあるのだが、なかなかバランスが上手く取れないのも事実である、そんな事で今年からは少し大人しい釣行をと考えているのだが、まあ少しペースを落としてで釣りをしようと言う事なのですが、果たしてペース落とす事が出来るかは疑問の残るとこでありますが。

 くだらない話はさておいて、新年の釣行でありますが今年も2日が初釣行となりました、先ずは未明の漁港を目指した。


 

 真っ暗な漁港に到着して早速ウェダーに防寒ジャケット着込みタックルを手に斜路に立ちキャストする、しかし反応無く時間が過ぎていった、間もなく夜明けを告げるメロディが漁港内に流れる、明るくなってからの斜路からのヒットは私には今まで厳しい事が多いので右側に移動する、すると直ぐに当たりがあった、それは乗らなかったがその直後に数投目でヒット1本目は40程のアメマス。

 その後立て続けに当たりが有るものの、バラシも多かったランディングできたのは6本、乗せきれずバラしたのはその倍以上だった。

 そんな状況でも60ジャストがルアーにアタック、強引に寄せてネットイン、ガッチリルアーを飲み込まれて外すのに一苦労して、リーダーも八割のロス、その後は相変わらずバラシまくりで、当たりルアーもロストする始末。

 日も高くなり反応が消えた、移動をしていくがなかなか良い状況にはならず風車ポイントに入った、このフィールドも状況は変わらず、右に左に探りながらのキャスティング、そしてずーっと右の方へ移動して何時もは立ち入らないエリアにに入り、やっと反応を見つけた何回かチェイスが有ったがバイトに持ち込めない、中には型の大きいのも混ざっていたが、追うだけで口を使ってくれなかった、それでも粘り1本追加してしたがそこでタイムアップ。


 

 1月4日 曇り時々雪 海アメマス47cm

 1日空けて4日の釣行は厳しい天候条件となった、フィールドへのアプローチは峠を越えなければならない、幹線道路では無い峠は夜間の除雪は行われず、積雪は20センチを越える程あった、一人でその峠を越えるのは不安に成ることもある、今回はそこまでの状況では無く、無事未明の漁港に着くことが出来た。

 タックルを手に斜路は素通りして2日に好反応だった場所へ直行した、明るくなる直前に当たりが出始めるが相変わらずバラシが多く、ランディングできたのは4本、その後当たりも遠のき移動北へと転戦していく、もちろん荒れた日本海は漁港しか釣りの出来る状況ではない、一つ目は空振り、二つ目は結構追いが有ったが立ち位置が高いせいもあってフッキングさせるのが難しい、そこは反応が良かったのだが水面をよく見ると何かがとんがった者が出たり引っ込んだり、注意深く見ていると先は黒く髭が生えていた、トッカリとはよく言ったもので表現はぴったりだと思う、(アイヌ語でアザラシのこと)ひょっこり顔を出してのんきに息継ぎをして海中に潜り3分ほど経ってまた顔を出す、それを繰り返していた。

 1本追加はしたがアザラシと確認してから、たまに反応が有る状態から当たりも追いも無くなった、アザラシはアメマスを散らしているのだろうか、そう思うと気分的にも下げ気味、時間はまだ余裕があったが荒れた日本海行く場所も無くこの日は撤収とした。


 
 

 1月6日 雪 海アメマス44cm

 この日は悪天候、移動中はホワイトアウトもたびたびで、shinya氏との釣り。 未明の漁港では2日4日と良かった場所にアメマスはいなかった。

 左側の斜路に入り3本ヒット2バラシであった、そして反応が消えて移動するが思わしくない、そして更に移動、移動中はshinya氏が先に走っていたが猛吹雪の中で道路のど真ん中を度々走っていた、そして三つ目の漁港で粘りに粘って2本追加。

 ただここでも痛恨のバラシ! 一番高いミノーを持って行かれました。

  結局今日は44を筆頭に5本で終了でした。

 

 1月13日 曇り時々晴れ 海アメマス63cm

 この日は気温が低かったが天候は落ち着いた感じ、アングラーも多数いて漁港は大盛況であった(JIJI氏ともお会いした)、立ち位置は2日4日と同じ位置で今シーズン一番の60UPがヒット、漁港ではこれが唯一の1本となった、日の高くなった漁港を離れ風車エリアに移動して2本追加した、午後漁港へ戻って見るが追いを確認出来ただけで終了、この日は3本で撤収となった。


 

 1月20日 曇り時々晴れ no fish

 何時も通り未明の漁港がスタート8回の当たり、4本のヒット、そして全てバラシ、風車に入る、数投目に追をみて力が入るが、目の前にトッカリが出現。

 魚を追い散らす始末、頭にきて外に出てランガンしたが、それも空振で終わった。

 北上したあと振り出しに戻ってみた、吸い込む様な当たりが一回、合わせを入れる事は出来なかった、すると真ん中で大きな魚のジャンプ、サクラのそれとは違い横っ飛びで、「ドッパーン!」アメマスだろうか?

  まあ結局今期初のボウズでした、この日は未明の攻防がすべてでしたね。

 

 1月27日 曇り 海アメマス59cm

 この日は北風10mの予報、行く前から漁港以外は釣りにならないだろうと予想して自宅を後にした、まだ暗い漁港に到着装備を整え小さなLEDライトを手に漁港の岸壁を移動する、水面にそのライトを当てると白く濁っていた、こんなに濁っているのは私は初めての経験かもしれない、これはチョット厳しいかなと考えたが、まああまり考えずに斜路に立った、何時もなら明るくなる前の一瞬に当たりが集中するのだがこの日は違っていた、すっかり明るくなって連続ヒット、型は小さいけど一時的に活性が上がった様だ、しかし今日もバラシが多い、立ち位置を変えながらの6ヒット5バラシ。


 その後早めの昼食の後、激荒れの日本海どこにも行きようが無いと判断していた、移動せずshinya氏と漁港で粘る事にした。 そして、奥のエリアに入り9センチのシンキングミノーをキャスして一発でヒットだが即バレ、だが同じ所に再度キャストそしてしっかりとフッキングした、40程のアメマスだったが真昼のヒットは嬉しかった、それを切っ掛けに爆釣劇が始まった。

 チェイスもバイトも多数、バレも多かったが59を筆頭に50UPの2本含め13本のランディング、午前中の6本を足すとトータル19本の結果でした。

 
 
   
   
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