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       秋の終わりに

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 11月4日 曇り ニジマス30㎝ ヤマメ16cm

 11月に入り仕事が急激に忙しくなった、他にも10月は個人的にも忙しく11月に入っても引きずっていた。

 予想はしていたがそれ以上の忙しさ、そんな中でもこの時期限定の渓歩き、どうしても外せない。

 キノコを探して例年訪れる渓へ向かった。


▲ 秋も終盤 ▲

 目標はナメコ、ナメコは毎年同じ木に発生するので、後は発生するタイミングだけだ、今年は猛暑であったそして雷の鳴る日も多かった、今年は期待出来るかなと思いつつ定位置の倒木の下に、まだ小さいが顔を出していたコレはコレで食べると美味しいので袋を取り出してナイフで切り袋に入れる。

 他にもブナハリタケやチャナツムタケ、ボリボリも有ったがボリボリだけ持ち帰る。

(雷が多いとキノコがが発生しやすいと迷信めいた話だが、実際菌床に実験で人工的雷を当てるとキノコが発生しやすいと実証されてます。)

▲ ナメコも顔を出す ▲ ▲ ブナハリタケ ▲
▲ ボリボリ(ナラタケ) ▲ ▲ チャナツムタケ ▲

 さて、釣りの方なのだが、渓流も終盤の時期なので一段と渋さが増している、それでもまずまずのニジマスが相手をしてくれた、それとヤマメも。

 釣果は満足出来るものでは無いが、キノコがそれを補う。

▲ 終渓のニジマス ▲
▲ ヤマメは意外とサビが無かった ▲

 11月11日 晴 ブラウン37㎝ オショロコマ32㎝

 この日もナメコを求めて実績のある渓へ、ロッドを振りつつ渓を遡る、三本の倒木で十分な量のナメコを収穫してリュック一を杯にする。


▲ 丁度食べ頃のナメコ ▲ ▲ 渓も秋の終わり ▲
▲ 晩秋の渓のブラウントラウトここではレギュラーサイズ ▲

 ブラウンとオショロコマ、ブラウンはレギュラーサイズだがオショコマのサイズにはには思わず驚いた、尺オショロは初めてお目にかかる、うっすらと青みがかった魚体はミヤベのDNAを思わせる。


▲ 尺のオショロコマ ▲

 北海道の秋も終わりを告げる落葉の敷き詰められた林道、ナメコでずっしりと重たいリュックを背に入渓場所に落葉を踏みしめながら歩いて行く。

 もう少し時が経つとここも雪で閉ざされる事だろう。

▲ 落葉の敷き詰められた林道 ▲
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