ライン

 雨男は誰

ライン


 9月16日 雨後曇り アメマス27cmイワナ28㎝

  9月の北海道秋の気配が感じられる筈なのだが、残暑と言えないような日々が続いている、そして相変わらず降る雨は局所的に降る、今回16日の釣行は岡山から来道中の工場長氏とKEN氏との3人パーティで行く事になった。

 釣行日の前日道南は雨場所によっては結構な量が降って、仕事帰りに川を通過する度に橋の上から覗き込む、どの川も水位が上がり茶色く濁っていた、帰宅してから河川情報やら各地の降水量ををチェックするが、地域によってばらばらな数値なので行き先を決めるには、その降水量が少なく河川水位に変動が少ない処を選択しなくてはならなかった、工場長氏との再開プチ宴会で行き先を決めた、KEN氏にメールをして当日の朝を迎えた。

 少々時間より早く目覚めた私は朝方も雨が降っていたので気象状況をチェック、目的の渓は問題なしと判断工場長氏をナビ席に乗せKEN氏との待ち合わせ場所に向かった、その待ち合わせ場所のコンビニ着くとKEN氏の車が既に駐車場に停まっていた、何時ものように挨拶もそこそこに食料の買い出し、KEN氏の車と2台で目的地へと車を走らせた。



 目的の渓に着く空には雲が広がっていたが、直ぐ雨が降りだす感じでは無かった水はクリアーで少々多め釣りには全く支障なしと判断、私の車を脱渓場所に置きにKEN氏の車と林道を奥まで突き進む、車2台ほどが止めれるスペースに愛車を残し入渓点にKEN氏の車で戻る、林道は荒れているKEN氏の車は少々車高が低いようでガリガリゴソゴソと車底引きずる音、少々気の毒であった。

 工場長氏の待つ入渓場所に着く早速流れに入って行く、工場長氏は下流でロッドを振っていた、そして合流して遡っていく、序盤反応は無い空が一気に暗くなり雨が降り出すそれも大粒の雨が、川水は増える様子は無かったが工場長氏が雨男の本領を発揮する、確か去年も一昨年も工場長氏と雨に打たれた記憶が残る。

 だがその雨も小降りになり降ったりやんだり、相変わらず魚影は無い、おかしい、今までこんなに釣れなかった事など今まで無かったのだが、それでも全くゼロと言うわけでも無いが貧果のまま脱渓場所に到達した、そして流れを変える事にした。



 次に向かったのは、今年は春に一度ほんの入口だけで奥には入ってはいない、比較的水量の少ない渓なので、春の雪代が収まった頃には良く釣れるが、今回の雨模様の状態では道なのだろうか、でもそんな愁いは必要なかった序盤から適度に釣れる、まあここの最盛期を知っていると物足りなさは否めないが、最初の渓よりは釣り人を十分に楽しませてくれた。


 今回も工場長氏には雨の影響を受けた釣りとなった、次回の来道は冬とお聞きした決して爆弾低気圧とかは、お供になされぬようにお願いしたいものである。


Copyright (C) Mountain stream fishing. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system