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8月12日 渓流の遡上アメマス

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 8月12日 晴 ヤマメ21cm アメマス33cm イワナ37cm

 雨不足の道南も一週間ほど前に雨が降って、深夜には強い雨となったが満足な量と言えるような雨で無かった様に思える、でも恵みの雨であったのは間違いないだろう、近辺の川は幾分水量が増えた様子であった、今回はその増水によりアメマスが遡上できた事と思い、7月22日にほぼ空振りであった川を目指す事にした。

 夜明け前に自宅を出発し国道を北上、途中から道道に入り峠を越える、入渓場所に着く頃には明るくなっていた、ウェダーを履きタックルを手にした処で上流の橋辺りで『バーン!』と破裂音が響く爆竹音では無い、入渓ポイントに入る前にゆっくり走行していた車両を一台追い越した事を思い出す、下流には畜産農家が多く、おそらくヒグマが下りてこないように警戒していたのだろう、一瞬場所を変えようかと思ったが慎重に警戒しながら遡行を開始した。



 入渓後直ぐにイワナが釣れ始める、砂地には長靴の足跡が付いていたがそれも直ぐに消えた、直前の入渓者は居なかったようだ、そして上々の反応イワナも良型が釣れる、そしてアメマスも顔を見せ始めるサイズはほとんどが30台前半、これはと言う箇所には付いている感じで複数のアメマスが居る箇所も有った、しかし群れで居る事は無かった今後遡上数が増えて密度は濃くなる事思う。



 上流部へ入る、前回は無理をせず行かなかった脱渓ポイントから上流域に入る、中盤よりは数は減るがイワナの良型が多くなる、落差の激しい流域での釣りのポイントは落ち込み絞られる、落差が激しいのでその落ち込みの水深も深く、イワナの好む岩下のスペースも大きい、ただそんな場所から出てくるイワナは特に大きい個体なのだが、誘い出してヒットさせるのは難しい、2・3投の内に勝負を決めないと見切られ奥に引っ込んで二度と出てこないのが常である。


 ▲ 状況によっては通過出来ない函 ▲   ▲ 落差のある流れ ▲

 魚止めの滝に行き着く、ここまで上がってくる間にも落差のある小滝はあるのだが、イワナは居るただこの滝は魚止めと言うより釣り人を遮る滝である、落差は二段合わせても5メートルぐらい、超えようと思えば行けそうではあるが滝壺が深く渡れない、おそらく上流にもイワナは居ると思うがそこまでする必要も無い、ここまででも十分な釣果を得られる、この滝を目にするのは今回で二回目、状況によっては途中の箱が深く通過出来なかったり、一つ下の滝で超えられなかったりでここまでたどり着けない事もある、今回はタイミングが良かった。


 ▲ 終点の滝 ▲ 

 今回は直前の入渓者居なかった様で、序盤から最後までコンスタントに釣果があった、タイミングが良く入渓出来きたのだろう、でも過去にはまだ良かった事もあったので、まだまだタイミング次第ではもっと楽しめる渓であると思うのは贅沢だろうか。


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