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7月22日 遡上アメマスを求め

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 7月22日 晴 イワナ30㎝ ヤマメ22cm アメマス28cm

 近年お気に入りになった渓、山岳渓流でアメマスが最上流部まで遡上する川、残念だが道南では珍しいと言って良いだろう、道南のほとんどの河川が人工物で遮断されいて何不自由なく魚が遡上できる川は皆無と言わざるを得ない(北海道全域でも同じだと思うが)、たとえ魚道が有っても川の流れる勾配が緩くなったり、河床低下や川底の砂利や石が無くなったり魚が隠れる場所が無くなると必然的に魚の個体数が減る事が想像できる、この渓も例外なく人工物が設置されている魚道は付いていて一応機能している、人工物が有っても渓自体の勾配が有るようで河床低下等があまり見られない様に思える、それが遡上魚に対して影響が少ない様に思える。



 今期この渓は〈6月10日 残雪の渓流とイワナ〉と二回目の入渓となった、今回お付き合い頂いたのはshinya氏である、アメマスが遡上しているのを期待しての入渓であったが、ほとんど雨が降っておらず沢山のアメマスが遡上しているのかは期待していなかった、それでも少しぐらいは居るだろうと入渓する迄は思っていた、でもそれは直ぐに否定される結果になった、渓は超渇水、有望なポイントには小さなイワナが居るだけで、期待していた結果にはならなかった、唯一中盤で私が30に満たないアメマスとshinya氏が45程のアメマスを一匹ずつ手にした、他のアメマスの姿は見る事が出来なかった。



 前日に付けられたと思われる入渓者の足跡も有ったが、それに反応が悪すぎであった、このレポを書いている時点でもまだ道南には、まとまった雨が降って居ない過大な雨はいらないが少々河川が増水する雨が欲しい所ではある、次回ここに入る時こそ多くの遡上アメマスと出会いたいものである


 ▲ 毎度お馴染みの羆の落とし物 ▲   ▲ 撮影shinya氏 ▲

 その後別渓を二箇所廻ったがどこも先行者でアウト、渓流の釣りの場合朝一に入る渓が全てと良いだろう、先行者があれば釣果は望めない、これはもうタイミング次第でどうにか出来るものではない、先にも記したがどの渓も良いタイミングで入りたいものである。


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