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4月1日 日本海釣行

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 4月1日 曇り MAX  海アメマス 57cm

 何時もであれば淡水に移行していく時期で車載するタックルもそれ用の物に置き換わって行くのだが、この日の気温最高2.6度最低マイナス1.3度、今年はその作業がなかなか進まないと言うかその気にならないのです。
平年であれば気温は平均でも5度近く、最高気温は10度には及ばないが7~8度となる筈だが、3月からの低気温しかも大雪がたたり、ここ北海道道南でも海岸線から少し山間部に入ると大量な雪が残っている、雪解けが遅くしかも気温が低い雪代が入り始めたと思っていたがこの日を境に雪代が終わったのでもなく収まってきた様に見える、雪解けが進んでいない。

 前置きが長くなったがそんな訳でこの日も早朝から日本海へと向かった、4月になるとご存じの通り河口規制なるもが有り先週まで行っていたポイントでの釣りは出来ない、絞り込んだポイントは河口規制の外の岩場、到着するが波が被さり先端での釣りは出来なく少し進んだ漁港でロッドを振る事にした。



 私が着いたと時には既に数台の車がいてウェダーを履きタックルを手にしている人もいた、漁港内で振り始める人突堤の先に立つ人直ぐ脇のサーフに行く人と、私は脇のサーフに立ちロッドを振る1時間経過、2時間経過、そして3時間経過するも全く反応無く他の人も連れた様子も無いのでその場は諦めた。

 少し戻り最初に覗いた岩場に入ったがうねりが大きく、粘る事無く移動次はせたなの町外れのポイント2箇所、ここも2時間ほど粘ったが何も起こらなかった、移動しようと思った頃二人のアングラーが来て話をすると最初の漁港にいた方で漁港内でサクラマスをラインブレークで逃がしたとの事、たまには回遊して入ってきている様だ。



 その後更に移動場所はシーズン初めにはまずまずの成果があった漁港だが、この日は漁港内では無く隣の岩場に陣取る、しかしまたしても何も無い時間が過ぎて行きここも諦め最初の漁港へと戻るが、気が乗らず少し先のサーフを覗いて見た、波は高いがなんとかなりそうであったのでロッドを振って見る事にした。

 最初は右寄りでキャストするが徐々に移動、小さいサーフの真ん中にきてラインに強烈なテンションがピンポイント的に掛かる場所を見つける、数投目ルアーをキャストして糸ふけを取りその離岸流の流れにルアーを預けた瞬間『ドン!』最初は海草でも引っかかったかと思ったがラインは横に流されて行く、ロッドを少し煽るとググッとラインを引き込む何か掛かっているのは間違いない、寄せようとラインを巻くとヘッドシェイクここでアメマスと判ったが、この日はまだ何も上げていなかったサイズも57センチと先週よりサイズアップで少し嬉しかった、欲を言えばサクラマスの方がもっと嬉しかったのだが。



 その後いくらキャストしてもその離岸流を捕らえる事は出来なかった、そして終了とした今後だがまだ山間部は雪が多いのでサクラマスを狙いに出る事となりそうである。


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