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11月12日 晩秋のアメマス 3

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 天候 晴れ MAX  アメマス 34cm イワナ 29cm

 11月13日、幾ら道南といえども例年であれば、雪がちらつき寒さが身に染みる季節なのだが今年は暖かい日が続いている、ただこの後反動で寒さが一気に来ると言うのが相場の様な気がする、この日は仕事の都合で土曜日を休日とする事が出来た、土曜が休みになるとフィールドの選択が広がるはずなのだが私の場合そんなに変わらない事が解った、そして今回は三週連続となる流域に立つ事になった。

 何時もの(笑)場所に車を停めてロッドを手に林道を歩いて行く、そしてまた何時もの入渓ポイントに入るロケーションは変わらず素晴らしい、斜面の木はすっかり葉を落とし冬の準備が整っているようだ、夏場の鬱蒼とした雰囲気とは大きく違い天候さえ良ければ、明るく開けた渓相になる。



 三週連続同じ渓に入る事は私には珍しく無い事ではあるが、ここでは初めての事である先々週来た時とは流石に雰囲気と魚の活性は違う、アメマスの動きも随分と違うアメマスは流れの緩やかな溜まりボトムに集まって並んでいる、並んでいるアメマスの数は15~20匹ほどである、その上流にルアーをキャストしてリトリーブするも反応するのは1本か2本程度他のアメマスは全くの無視である、季節も晩秋と言うより初冬と言える、そんな季節に山岳渓流に入りアメマスやイワナを相手に釣りをしている事が奇跡とも言えるかもしれない。



 反応が少ないアメマスを相手に遡って行く、ある場所を上がるとイワナ領域になる、そうなるとアメマスとは活性の違うイワナ相手となる、砂利の川底には産卵床が点在している、繁殖はほぼ終わったようで流れの緩やかな場所には繁殖の終わったイワナが定位している、そんなイワナもなかなか手強く良型は少ない。



 おそらく今回が山岳渓流最終日となるのは間違い無いと思う、翌朝は止水へと向かう事となる。

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