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8月21日 晴天の道央圏釣行

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 天候 晴れ MAX アメマス 34cm イワナ 32cm

 お盆も過ぎてまだまだ残暑が厳しい北海道だが、朝夕は随分と涼しいと感じる山間部では標高が高い分更に気温は下がる、今回は去年一昨年と8月の盆に釣行した道央圏の素晴らしき渓に今年も入渓する機会を得ることが出来た。

 8月の始め今年のお盆も同行させて頂けないかとyamame氏に打診したのだが、時間的問題と物理的問題から今年は入渓できないだろうとの返答であった、その返答をもらった時は正直残念であった、だが数日してyamame氏からメールが届いた、内容は「去年同行したM氏の計らいで盆の翌週か翌々週辺りに入釣できる」との事で、私は「予定が決まり次第、連絡を請う」と即返信したのであった。

 釣行予定も決まり当日の前夜自宅を立つ、合流場所の少し手前のパーキングエリアで車中泊して夜明けを迎え合流場所へ車を走らせた、約束の時間より30分程早く着いたそこでyamame氏とM氏の到着を待つ、少して白のRV車が私の横に着いたyamame氏の車であるナビ席にはM氏の姿がある、挨拶もそこそこに山中へ林道を二台で予定の流域へと向かった。

 入渓予定場所をまずは通過して脱渓場所へと車両を一台デポする為に向かった、道路が平行している場合は二台車があった方が帰りは楽なのは間違いないと思うが、今回予定したのは上流域で遡行は10kmを超える道は平行しているが蛇行している為、徒歩で道を戻るとなると遡行距離を遙かに超える距離を歩かなければならず、上流部へ入釣する場合は必ず車は二台用意しなければならない。

 2kmほど走り先行していたyamame氏の車が突然止まった、その車の前を見ると道路が崩れ寸断されていた車は通る事はできない、上流へのルートは他にもあるようだが複雑に入り組んでいる為、ここで上流部へ入るのは諦める事になった。

 残念だがUターンして昨年と同じコースを辿ることにした、脱渓予定地点に私の車をおく事にしてタックルをyamame氏の車に積み替え、入渓場所まで戻るこれで既に山中を2km以上車で走っている。


 三人でタックルを手に渓に入る、水はクリアーで冷たく感じた週明けには結構な雨が降り落ち着きを取り戻した感じではあるが、前日も少量の雨が降った様子、石を見ると少しだけ水位は高く感じたが釣行には全く問題は無い。


お二人そろってカメラを向ける カメラの先にある風景

 入渓場所は周辺はやはり状況は厳しく魚影は薄く、型も小さいイワナがポツポツと釣れる程度、だがロケーションは最高である。



 今回は前半スローペースで渓を楽しみながら遡行していく、魚影も徐々に濃くなり型も良くなっていくが前日に降った雨が水温を少し下げたようで魚の活性は早朝は低く、日が高くなり始めた頃には瀬に付いている魚もよく釣れるようになる。


 
 

 渓は所々に大きなプールが待ち構えていて、期待を膨らませてミノーをキャストしていくが大きな魚影は見る事が出来無く、重量のあるスプーンをボトムを意識してフォーリングさせると釣果が上がり始めた、それからは終始ラインの先にはスプーンが付けられていた。


 

 脱渓地点に近づくと魚影は一段と濃くなる、そして時間に余裕があったので少しだけ上流部を覗く、三人で「やはり上流部だね」と話し、脱渓に支流を遡っていきデポした車へと向かうが、その支流も700mは歩かなければならないがこの素晴らしい渓を釣り歩くに為には多少の苦は問題にならないだろう。


  撮影yamame氏
撮影M氏  

 戻りの車中ではいろいろな話をしていたが、三人とも上流への思いは強く「来年また来ましょう。」と約束を交わした。

 今回また入釣出来て素晴らしい広大な渓を歩けたのはyamame氏そしてM氏の御陰であり、本当に感謝であります。


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