Fishing Report 2011
Report day Weather DATA
6月19日 曇り イワナ・ブラウン・ニジマス MAX 22・31・28 cm
< < 澄み切った流水 > >

 エゾハルゼミが一斉に鳴き出した6月、道南の渓流はヤマメが解禁で6月上旬のヤマメの川は何処も釣り人で溢れていた、6月第一日曜日は連続で地元イベント、第二日曜日は野暮用で身動きが取れず、そして第三日曜日の19日も朝一は我が家のチョットしたメンテナンスをしなければならず、早朝からの釣りは出来ない状況であった。

 それでも早めにメンテナンスを済ませ自宅を出たのは7時過ぎ、釣りに出かけるのにはこの時間では遅い時間である、取りあえず近い釣り場を目指すことにした。

 川沿いを走って行くが釣り人らしい車が見当たらなかった、目的地に着く先行者がいると思っていたが、そこには車は無くすんなりと車を停めてウェダーを履きロッドを手に渓に降り立った。


 ここはヤマメ、イワナ、季節によってはアメマスも狙えるが、今回はヤマメ解禁でもありヤマメを見たくて向かったのだが、最初に釣れたのがイワナ、その後もイワナのみヤマメの魚影も確認出来たが、型は小さくルアーでは少々厳しい感じしかも散々叩かれているのだろう劇渋、しかもすっかり抜かれて魚影は薄い。

 一通りコースを踏破して林道を歩いて車に戻る、間もなく車に着きそうな頃、林道の真ん中にキタキツネが何かを物色しながら彷徨いていた、近くには結構交通量の多い道路もある。

 ある程度の間隔を空けて付いてくるキタキツネ、餌にでもありつけると思って付いてきたのだろうか。

 

 結局目立った釣果もなく流れを変える、向かった先は5月15日に最初に向かった渓流、透明度は抜群の流れ水と空気との境目が判らないと言ったら大袈裟かもしれないが、川底までスッキリと見える。



 前回来た時は水量が多く釣りにならなかったが、今回は丁度よい水量であった魚影は濃いとは言えないが、ポイン毎にイワナは付いていて瀬からもアタックがある、餌は十分捕食していると見えて腹が膨らみコンディションは良い。



 ブナの大木、澄んだ流れ、蝶の種類は解らないが近くの岩肌に蝶が群れてとまっている。

 夏のキノコ、ウスヒラタケ、特定出来ないがマツオウジ?身のしっかりしたキノコだった、ウスヒラタケも美味しいキノコではあるが、持ち帰るほど量は無かったのでそのままにしておいた。

 魚は沢山釣れなくても渓を観察しながら歩くのも楽しいものだ。



 さてその澄み切った流れも後にして、ホームの止水に向かう。

 インレットに降りて直ぐに真新しい足跡が残されていた、最近は鹿の足跡が目立っていたが、羆のは数年ぶりに見る釣りをしていても後ろが気になってしょうがない、早めの撤収とした。


Mountain stream fishig
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