Fishing Report 2011
Report day Weather DATA
1月9 アメマス MAX 38 cm
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 成人の日の前日、世間は三連休中日という所だろうけど、週に1日にしか休みのない私は天候が良くても悪くても釣りに当てる日が日曜日と決められている、そして今回も三連休中で9日の日曜日がその日である。

 そして天候は大荒れの一日である、何時も通りの端っこの小さな漁港からのスタート、この日は前日からフィールドに入っていたshinya氏と合流しての釣りとなった、shinya氏の前日の状況からアメマスは定位しているのはわかっていた。

 しかし、気まぐれなアメマスの事、日によって状況は変わる、昨日釣れたからと言って今日釣れる補償は何もない、shinya氏によると前日は暗い時はダメで明るくなってきてからが良かったとの事、これはおそらく水は濁っていたせいで有ろうと思う、そして当日の水は比較的クリアな様子で、アメマスは夜明け前からバイトしてくるだろうと予想した。

 まだ暗闇包まれた時からキャストを始めたが、しばらくの間は沈黙していた。

 空が少し明るさを持ち始めた頃、『ゴゴン』待望の当たり一発目は乗った、斜路に引きずり上げたシルバーメタリックの魚体は、40に僅か満たないもの、しかし一本目のヒットでまずは一安心、その後続けて二本目がヒット、一本目よりサイズダウン、少し間隔をおいての当たりこれは乗ったと思った瞬間バレてしまった、次の四回目の当たりこれは難なく斜路に引き上げた、サイズは30前半。








 

 そして夜も明け完全に明るくなると、何故かアメマスからのコンタクトはあっさりと消えてしまった、反応があった時間はわずか30分もあっただろうか短時間で終焉となってしまった。

 反応の無い漁港これほど面白くないものはない、ココは諦め北上して実績のある漁港を二箇所まわってみるが、期待できる様な状況にある場所はなかった。






 そこから少し戻り風車のある場所に入る、ここも漁港内ではあるが突堤がなければサーフと変わらない、先に到着していたshinya氏とここの常連のH氏と話をしていた、彼は実家が近くと言う事で休みには毎日のようにかよっている方だ。

 その彼の情報では既に数本のアメマスをヒットさせているとう言う事なので、期待しながら昨シーズンから使い始めたメジャークラフトHUNTAWAYを手に波打ち際に立ち、ブルーピンクのジグを フルキャストする、運良く数投目で着水と同時の当たり引きは軽く、岸に上げると尺ほどのアメマス、まあ、まずは一本。

 気を取り直してフルキャストを続ける、しばらくして『ゴン』当たりが来たが乗せきる前にフックアウト、正午近くになって元々西風が強かったがそれに雪が加わってきた。

 真正面からの風に雪が加わると何故か風速も早くなった様に感じ、その風は海に顔を向けると容赦なく顔面に粒上の雪をぶつけてきて、サングラスの隙間から目の中にまで入り込もうとする、そして、ルアーチェンジするのにグローブを外すと、手の暖かみは全て吸い取られる様だ。

 そんなブリザードの中ロッドを振っている尋常じゃない釣り人は私を含め三人、駐車場を見ると何台かは来ては様子を見ている、だが降りてくる気配は無し、そうまともに正面を向く事が出来ない猛吹雪の中、キャストする時はしかたなく風に向かうが、すぐさま体を翻し吹雪を背中を受け流しリトリーブ、そしてまたキャストの繰り返し、S氏曰く 『傍から見るとただのアホ・・・』 自覚はしております。










 そんな中でも当たりがあり1ヒット、そして1バラシ、結果ここでは2本のアメマスをキャッチする、でもだんだんと手の感覚がなくなり、実に体に良くない事を理解したアホな釣り師は、フィールドを後にするのであった。

次回は天候も良く大型のアメマス君に沢山会えるといいな・・・・・・。


Mountain stream fishig
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