<< 大雨の後に >> |
8月お盆も過ぎて一週間、お盆を挟み数年に一度有るか無いかの大雨がこの道南にも二度も降り、周辺の川は大増水、運良く先週は道央圏で釣りが出来たが、川はその大雨によって川岸や川に接する山肌が崩れていると想像できる、そうなると少しの雨で飽和状態でもあり降った雨は直ぐに流水となり、沢や崩落箇所から土砂が流れ出し濁り増水する事だろうと判断できこの週の釣りは予報も雨とあって諦めていた。
当日、生活習慣とは恐ろしいもので朝アラームもセットしていないのに関わらず、5時には目が覚めてしまった。
窓の外を見て雨が降っていないのが一見してわかる、ネットで天気予報と川の水位を確認して気が付いたらコンビニで水と食料を買い込んでいた。
国道を少し走り幾つかの橋を渡りながら川の様子を覗き込む、そして山間にハンドルを切り舗装された道路から外れ林道を走る。
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スタートには遅い時間だったので、目的地について先行者がいないのを確認してタックルを準備する。
川に降り立ち唖然とする、予想はしていたが渓相が想像をはるか超えた変わりようだ、玉石状の土砂が堆積して前半の良ポイントだった場所はそれにより埋め尽くされていた。
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しかしその流れは魚を遡上させる助けをしたようで、序盤はヤマメが主体に釣れた。
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途中倒木に目を向けると気の早いボリボリを一塊見つけて、相変わらず暑い日が続いてはいるが着実に秋が近づいている事を感じられる。
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巨大な石が以前とは違う下流の位置にある、先日の雨はどの様な流れを作ったのだろうと、ついつい想像してしまう。
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上流域、イワナも数多く釣れだしたが、大きな個体は残念だが今回見ることはできなかった。
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入渓箇所に戻りまだ少し時間があったので流れを変えてみる、中流域の上と言うべき箇所。
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ヤマメを狙ったのだが釣れたのはアメマス、道東や日本海のそれとは大きさはまったく違うが、引き味はアメマスそのもの。
大雨はヤマメも遡上させたがアメマスも遡上させた様である。
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