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5月30日 晴れ イワナ MAX 25
cm
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 ヤマメ解禁を間近に控え山菜シーズンも終盤になりこのシリーズも最後の5月終わりの週末、まあ最後と言ってもイワナを追っかけるているのはシーズン通しての事ではありますが、5月が終わると一区切りと言った所であります。

 さて最近の週末は天候に恵まれてはいるのですが、半日釣行が多く遠出は避けている状態である、今回は私と同じく道南に住まいを持つKENさんからお誘いを受けたが午前中だけの釣行と了承していただき今シーズン初めて巨石の上流域を目指す事にした、当然イワナ領域である。

 朝5時に近くのコンビニで待ち合わせそして30分程走り、目的地のゲート前に到着準備してそこから林道を30分歩きヤマメ領域を飛び越してフィールドに入る。



 比較的穏やかな流れは澄み、覆い被さる木は新緑を纏う、沢沿いに吹く風は歩き汗ばむ体に冷たく心地よい、空は何処までも碧く吸い込まれそうになる、素晴らしいローケーション変わらない。



 雪代もすっかり収っていて平水の状態、しかし上流域であるためまだイワナの活性は低く瀬でルアーを泳がすが追いは確認できない、イワナがいるのはチョットした溜まりの岩陰やプールのボトムかプール終わりの淀みに限られている、岩陰やボトムには限られた数しか居らず狙いは淀みである。

 そこには多いところで20匹に近い数が溜まっている場所もあった、その上流にルアーをキャストしてその群れの真ん中を通す様にリトリーブすると、ルアーを見つけたイワナの群れが一斉に方向転換してルアーを追う姿を見ることが出来る、渓流ルアーフィシングの醍醐味である。

そこには待ちに待った季節の到来を楽しんでいる私がいた。



 釣れてくるイワナは少し小さめであるアベレージは20cm前後である、しかし小さいとか引きが弱いとか不満な気持ちは無かった、青空の下新緑の清流を歩くのは気持ちよく癒されるものだ。



 最上流に入ると根曲がり竹が岸際迄迫るその根元に目をやると丁度地面から顔を出した竹の子が見えた、自慢ではないが私は竹の子を目的に山には入ることは無い何故なら竹の子を採ったことのある人は判ると思うだろうが、山菜の中でもっとも採るのに苦労する物であると認識しているからである。

 でも手の届く範囲であれば別である、川岸の簡単に採れる竹の子を放っておくのは勿体ない話で採らずにはいられなかった、量的には多くは無いが家族数人食べる分は確保出来た、他にもワサビを見つけ持ち帰る事にした。



 今回の釣行も半日の釣りで大きなイワナを手にする事は出来なかったが、久々に共にしたKEN氏とも話が出来、思わぬ収穫もあり楽しい釣行であった次は行き先の選択肢が増え今から何処に行こうか迷ってしまっている。


Mountain stream fishig
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