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5月16日 晴れ イワナ MAX 32
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<< 春はイワナの山岳渓流(ゼンマイの日) >>

 遅れ気味の季節もようやく春本番、道南の山の木々も新芽が膨らみ始めた5月中旬の休日、この日も午後からは帰宅し用事を済ませなければならず午前中のみの行動となった、それも朝一は大切な我が家の施設のメンテナンスをやらなければならず、出発時間も遅く実際行動できる時間は5時間と限定された、そこで移動時間も少ない渓に向うことに決定、走行時間に準備など時間が差し引かれる実際に使える時間は3時間半と行ったところだろうか、もう少し時間が欲しいと思ったのは言うまでもない、そしてこの時期限定となるゼンマイにターゲット絞って行動をすることにした。

 目的地の駐車スペースに入り込む到着も少々遅く先行者が心配されたが、運良くその心配には及ばなかった。

 車を止め準備を整え沢を遡って行く右手には当然ロッドが握られていた、釣りはほんの気持ち程度ポイントを絞ってルアーを送り込んでやる、浮ついた気持ちを悟られているのか反応は鈍い、それでも今月初めの頃よりは姿を見せる様になったこの区間のイワナ達は雪代が終わるまではほとんど姿を見せることは無く、その時は何処にいるのか全く判らない程である、そして雪代が収まる頃にはまた元気よくルアーを追ってくれる存在となる。



 岸辺に目線を向けるオオサクラソウの鮮やかなマゼンダが眩しい、それより少し色が薄いがシラネアオイの大きな花弁も斜面に見ることが出来る、そして目的の場所に到達するがこの場所は斜面の傾斜はきつく傾斜角度は40℃から50℃はあると思われる、例年来る場所だが岩盤に少しだけ湿った土が被さっている様な状態なので採るのには非常に大変な場所なので、昨年からロープを用意する様になった。



 斜面を登ると伸びきった行者ニンニクの中に混じって綿毛を纏ったゼンマイが丁度よく伸びている、タイミングが良かった様だ、根本から丁寧に折り採る。



 目的のゼンマイも確保して少しだけ釣りに専念する、荒れた渓相の中尺上も顔を出し少し満足。
 北向きの斜面には遅出のコゴミも丁度よく出ていた、おそらく最近まで雪が残っていたのではないかと思われる、他にもウドにワサビそしてアズキ菜も採りタイムアウトとなった、時間が無い中でも十分な収穫であり急ぎ帰る。

Mountain stream fishig
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