Report day Weather DATA
1月3 曇り アメマス MAX 62
cm
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 2010年新たな年が始まった、元日早々発達した低気圧が北海道に近づき道南の1日2日は大荒れ、外に出るのも躊躇するような天気となった。

 それで天気予報を随時チェックしながら正月を過ごしていたのだが、3日は朝の内は風も強いがそれも徐々に治まる予報であり、これならなんとかなりそうと思い2日の夜床に就いた。

 3日の朝、日本海の何時もの漁港に向かう気温は-1℃ほぼ0℃に近かったのだろう、海岸に近い道路の雪は溶けいているだが峠に差し掛かると雪が吹き付け、タイヤの跡を見てここが道路であると判る様な状態であった。



 まだ真っ暗な漁港、風が強く何時もの場所に陣取ってルアーをキャストするが雪が交じると顔に当たり辛い、明るくなり始めるが当たりもなく時が過ぎる、7時を告げるチャイム代わりのメロディが漁港内にスピーカーから流れる、その時は既に私は何時もの場所を離れていた。

 そのメロディが止まったと同時にそれは起こった、当たりと言うようなものでなく衝撃と言ったほうが良いだろう、ロッドが瞬時に弓なりになりドラグが鳴る、ラインが引き出され止まらない私はリールを回す事さえ許されない「止まってくれ!」と心で叫んでいた、おそらく時間にして数十秒だったのだろうと思うが堪えるのがやっとの状態が10分にも20分にも感じた、その後ラインの出るのが止まったがリールを回しても巻き取ったラインはまた引き出される、それを何回か繰り返した、なかなか浮いてこない数分のやりとりの後岸に寄せうねりに合わせ引きずり上げる。





 その斜路に上がったグラマラスな白い魚体を見て、朝の辛かった時間も凍えた指の間隔も忘れていた、2010年スタートの1本目は60cmを少しだけ超えるものであった、今年の運を全て使い果たした感じがする。

 今まで何回通っても釣れない日もあった、極寒の日本海に向けて何度となくルアーをキャストし続ける、強烈なブリザードのような日にも立ち込んで寒さに耐えながら行う釣り、何でこんな辛い釣りをしなければならないのか釣りをしない人には判らないだろうけど、この1本を見る為にやり続けているのだ。





 その後も漁港の中央に浮いている浮きをめがけキャストすると、最初の1本には届かないが55・53・57cmとヒットした。





 他にも2連続バラシや岸際でのヒットを捕れなっかたのや、ルアーを追いかけて岸際を横切る姿を見せるもの、外の時化のでこの漁港内には新しい群が入ったのだろうか、今回はタイミング良くこれたが次が有るかは運次第で判らない、またタイミング良く入れる事を期待するだけである。





 外は時化模様、幾つかの漁港を廻ったがアメマスを見る事は無かった、それでも朝の4本で私には十分な釣果であったのだ何時も疲れて車で帰宅も大儀であったがこの日は帰りの運転も余裕があったね、はたして次の釣行はどうなる事であろうか。






Mountain stream fishig
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