Report day Weather DATA
12月20 曇り アメマス MAX 51
cm
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 北海道も12月に初めは暖かい日が続き今年は暖冬になるのかと思っていたが、中旬に差し掛かって来たらいきなり寒波がなだれ込んできた、冷え込んだ空気は日中の気温も氷点下で真冬日が続いた。
 ここまで気温が下がると淡水での釣りは厳しくなる、それで少し早めの今シーズンの海アメ開幕となった。

 そこで向かったのは日本海の小さな漁港、深夜に雪深い峠を越えていく、仕事の事情から朝1時半から3時までは車で走り回っている、その後帰宅しても折り返しで出撃しなければならないので、それならばそのままフィールドに向かう事に決めた、今シーズンはこのタイムスケジュールとなる。



 峠は積雪はあったが雪は降っていなかった、目的地に到着する少し手前では粒雪がフロントガラスをたたいていた。



 目的地である暗闇の静まりかえった漁港に着く、私の他に誰もいない夜明け前4時の漁港しばし休息して車中でロッドにラインを通す、そしてまた休息。

 そして5時半を過ぎる頃まだ暗い漁港内を定位置に向かう。

 しばらくの沈黙昨シーズンのヒットルアーをキャストするが反応は無い、6時を過ぎて漆黒であった空も少し灰色がかり水面も確認できる様になる、すると背に車のライトが見えた見覚えのある車が漁港の中に滑り込んできた。

 しかしそのドライバーは確か休息日とすると宣言していたはず、まさかとは思っていたが車から降りて来た人物はやはり見覚えのある背格好であった、その人物は近くに来て声を掛けてきたそうshinya氏である。

 深くは追求しないが土曜日のshinya氏のブログエントリーは確か『釣りに行かない週末は』とあった筈だが、まぁこの方は休日の二日間家で籠もる事なんか出来るわけは無いと知る人は知るである、まぁそんな私も人の事をとやかく言える者でも無いわけではあるのだが。



 漁港内も明るくなってきた頃合い、shinya氏に当たりがあるそれは乗らなかったが、その後突如私に待望の当たりがある、水面が割れしぶきを上げる、慌てることなくジリジリと寄せて岸に引き上げる、そこにはコンディションの良い40程の白い魚体が横たわっていた、その姿を見て私は来て良かったと呟いていた。



 その後、体腔のある50を僅かに越えるアメマスもヒット30UPと間隔を開けてヒットする、そしてその直後ドカンと当たりが、その主はトルクフルに斜路左に潜り込むロッドはバットから曲がりドラグが鳴る、何をしても浮く気配がなかったラインを引きずり込むしばしやりとりをしたがそのトルクフルなテンションはフッと消えてしまった、ラインから伝わってきた躍動感は消えてしまったのだ、そう痛恨のバラシである。

 その後30UPを1本追加する、その後休憩を挟み2本ヒットしたが寄せてきて足元で岸に上がることなく深みに戻っていった。



 その後漁港を後にしてshinya氏と別れ移動したが、反応無く終了した、shinya氏は漁港を巡って良い釣りが出来た様だ。

 今回の厳冬期日本海海アメ開幕、私にとっては上々のスタートとなったのでは無いだろうか。

Mountain stream fishig
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