下流を少し探りそして遡っていく、少し上ったあるポイントでルアーを引ったくる当たり重たく水面を叩くファイト、アメマスかなと思ったが魚体は黒っぽかった、ローリングでラインが絡まりながらも、足下までよせて見えた魚体はヤマメである、それも大きい。
今年一番のもの、無事にランディングして即メジャーを当てる、残念だが尺にわずかに及ばない、少々サビて黒っぽいヤマメであったが入渓序盤にこのようなのが出ると期待だけは広がって行くものである。
遡行を続ける、所々に深みのあるポイントがあるが反応は無い、前回は大物こそ出なかったが淵や瀬でもそれなりに反応はあった、周りを見ると砂地に新しい足跡がある、どうやら前日に付けられた様である、だがそんな程度でこんなに状況が変わるのだろうか。
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