< < 春はイワナの山岳渓流2009 Part7 > > |
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道南も好天が続き山の木々も一斉に若葉を開き、淡い緑を主に山々に彩りを与えて、北海道の春本番である。
さて今回は三人での釣行、メンバーは工場長さん、KENさんとそして私の三人ともルアーマンである、ルアーマン三人で渓流に入るのは始めてある、まずは少し広めな渓に向かうことにした。
4時半にあるコンビニに集合私は二人とも認識はあるが、工場長さんとKENさんは初対面である、紹介してさっそく現地に向かった。
林道を突き進みゲートにたどり着く、何時もならそこから渓に下りて釣り上がって巨石帯を越え行くのだが、今回は林道を30分程歩いて上流部に直接アタックすることにした。
そうここは巨石の渓上流部である。
巨石帯まではヤマメ領域なので今は竿を出せない、三人でワイワイと林道を歩いて行く、羆もこれでは近寄って来ないだろう。
入渓ポイントに到達して林道から離れて藪を越え渓に降り立つ。
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さっそく釣りを始める、水量は多いが雪代は収まっている感じだ、イワナの付き場も石で流れの巻いて場所や深場の始まりなど積極的に捕食しているようだ、型も20前後だが時には25を超えたサイズもいる。
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大物を掛けたKEN氏 |
KEN氏の釣り上げた37cmのイワナ |
ポイントを荒らさないように交互に釣り上がって行き、有望なポイントに行き着く左手にKENさんが入り右に私が入って、KENさんを見るとロッドが悲鳴を上げるかのように大きく撓り水面から飛沫が上がっている、間違いなく尺上のイワナを掛けている、引き寄せたの見て近寄ってサイズを計ると37センチ、この時期にこのサイズを上げるとはお見事としか言いようがない。
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その後も釣り上がって行くが釣果も落ちたのでほどほどにして引き返すことにした。
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撮影KEN氏 |
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林道のある場所まで川なりに戻ることになる、川岸を見るとワサビ、アズキ菜がある、また、まだ食べごろの行者ニンニクなどもある、三人それぞれ袋に詰め込んで車に戻る。
そのまま帰るには時間はまだ早く、三人で協議の結果もう一カ所行くことにした。(釣り人なら解ると思うが協議なんて必要ない時間があれば行くのは当たり前なんだ。)
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ワサビ |
アズキ菜の群生 |
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まだ旬の行者ニンニク
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清純な流れの別渓 |
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次に向かったのが渓相が好きで、シーズン中よく行く渓である。
2週間程前に覗いときは雪代真っ最中で何もしないで帰って来たが、今回は水量は多いが問題はないようだ、結果としてここは魚の付くポイントは決まっているようだ、雪代も終わったばかりの様で、石の影や深場に付いていた、釣り上げたイワナの腹はいびつなでこぼこがあり触るとゴリゴリと石の感触、何故イワナは石を腹に入れるのか、雪代で流れて来た石を偶然飲み込んだのか、それとも雪代の流れに負けない様に自分で飲み込んだのか?もし後者であったら本能だけでそのような行動をするのだろうか、イワナの他にも同じ行動をする魚はいるのだろか私はこの時期何時も疑問に思ったりする。
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魚は少なかっが清流で釣りが出来て楽しい一日であった、お付き合いいただいた工場長さんとKENさんにはとても感謝している、そして清流が永久に続くことを祈るばかりである。
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帰りの林道をゆっくりとウドを探しながら下って行く、これも春の味覚である新芽の天ぷらはウド独特の香りが良くタラの芽以上に私は好きである。
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可憐な花のヒトリシズカ |
食べ頃に伸びたウド |