< < 春はイワナの山岳渓流2009 Part3 > > |
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道南は春とは言えど山間の日陰にはまだ雪が残っている、晴れ渡った早朝は冷え込み気温はマイナスを示していた。
今回は気の早い釣り師が二人、私とshinya氏で早春の遡上アメマスを狙い渓流に潜り込んでみた。
車は釣り場まで行けないので徒歩で林道を歩いて行く、入渓すると出迎えてくれたのは一斉に花開いたカタクリの群生、食べられる山菜では有るが私は春の使者としてフレームに納める。
しかし見事な数である斜面一帯が紫に染まっていた。
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渓を見るとやはり雪代が入り増水気味、水はクリアーであるが歩いていても魚の気配が感じられなかった。
それでも型は見られるだろうと遡行していく、だが小さな陰は時々見えるが狙いの遡上アメマスは居ない。
予定の3分の2を超えた付近で、新しい羆の痕跡を見つけ、アメマスも不在のようだしここを後にする事にした。
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撮影shinya氏 |
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脱渓して時々雪崩で雪が堆積している場所を越えながら林道を下る、この時点で眼は水の流れより反対の山側に集中していた、小さな流れを見つけてよく見ると、蝦夷ワサビを見つけるもうこの時点で私の中でスイッチが入り山菜モードに切り替わったようだ。
ワサビをとり根に付いた泥を冷たい流水で洗い落としshinya氏に進呈した、少し上に物色しながら上がりワサビを追加する。
その後車に戻り移動したが先行者有りで断念、更に移動する北上して小渓流でイワナを狙うが、shinya氏に譲っていただいた最初のポイントでルアーを追う姿を見たのみで、結局手にすることは出来なかった。
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そして別な小渓流に向かうそこもイワナの姿を確認する事は出来なかった。
この時期イワナは何処に居るのだろう、岩の陰それとも人の入らない更に上流だろうか、雪代前には釣れたイワナもどこかに姿を消すこの時期、単純な私の疑問である。
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結局この日shinya氏と二人、20センチに満たないイワナを一匹ずつ手にしただけで、迷走を続けただけである。
だが、タダで帰るわけにはいかない、ワサビにアズキ菜と二人で春の味覚を手に提げ渓を後にした。
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おまけ |
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私はその後少々消化不良を改善しにホームの止水に向かい、茶マスに少しだけ遊んでもらい帰宅した。
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