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4月5日 晴れ イワナ MAX 24
cm
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 4月初めの日曜日、夜中から朝にかけて多少雨は降ったが、道南もようやく暖かい穏やかな週末を迎えた。

 前回にも記したが昨年よりは雪解けが遅く、本格的な山岳渓流にはまだ少し早い気はしたが、場所を選べばなんとかなるだろうと行き先は少し南の渓に決めて今回向かうことにした。

 海を左に見て南下して行く、朝の空気はまだ冷たく体を縮こませる。


 この場所も久しぶりに来る、初めて来たのは昨年の丁度今頃、その時は魚影の濃さに驚かされた、今回も雪代で増水はしているが少しは遊ばせてくれるだろうと期待感は持っていた。

 ウェダー、ウェ-ディングシューズと履きベストを着込む、ロッドを持ちルアーボックスをベストのポケットに詰め込む。

 雪代の流れ込む渓へと入るとウェダー越しに冷たい水の感触が足に伝わる、ルアーを泳がせると小さな水の淀みの陰からイワナがスーッとルアーを追って出てくる、流れに負けてなかなかバイトまで至らない、それでも数投すると小振りなイワナがフッキングする。


 序盤は緩やかな流れを上がって行くが、直ぐに高低差の激しい荒れた渓相見せる、時々流れを捲きながらの遡行、久しぶりに歩く山岳渓流冬の間に鈍りきった足腰には少々きついが、ゆっくりなペースで上がっていく、魚の出は悪い深い落ち込みや流れの緩い所に付いている、それも数は少ない、昨シーズン来た時とは勝手が違うようだ、やはり去年より雪解けが遅いせいだろうか。



 そして目的地の3分の2も超えた辺り、今日釣り以外のもう一つの目的を取り袋に詰める今年の初物だ。

 それからまた遡行を開始しようと歩みを進めたが、砂地に目をやると爪痕のハッキリした足跡が有る、ここまでの間鹿の足跡は無数に有ったが大きくは無く羆とも少し違うように感じたが、明らかに鹿とは違う足跡、あまりにも新しいのでここで引き上げる事にした、もしも羆であればこの時期には一番遭いたくない。

 入渓場所まで渓を下る、ここは平行する林道は無い上流には林道と接する箇所も有るが、そこは相当上流でそこに抜けるのは釣りながらだと○時間掛かるのだ、その林道も歩いて2時間近くかかった気がする。



 車まで戻るとまだ10時前で2本目渓に行くことにした、2本目はまだ上流に入りかったが、林道はまだ雪で塞がっていて仕方なく下流に入ることにした、ここは魚影は濃くは無いがポイント毎にイワナが付いていて、行程は短く直ぐに行き止まりとなる、それなりの渓である。


 だがこの上流区間は一般には入渓不可能で、その区間に行けるとしたら楽しい釣りが出来るのでは無いかと想像するような場所でもある。
これからイワナを狙い山岳渓流巡りとなるが、足が持つか少々心配であるが、これからの時期がまた楽しいのでもある。


Mountain stream fishig
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