Report day Weather DATA
2月1 曇り アメマス MAX 60
cm
< <  フルトルク > >

 北海道は冬のど真ん中・・・のはずだが、積雪は例年より少ない気がする、降雪量は平年より多いとどこかで聞いたが、1月の気温は高く推移して雨も数回降っている、風向きもこの時期北西風が多いはずなのだが東寄りの風向きが多かった気もする、少々異常な感じを受ける、土曜の風も滅多に吹かない北東の風であった。

 週末は落ち着いた天候になる予報であった、確かに前日の土曜日は予報通りでその日に出撃していた友人はサーフでロッドを振っていた、そして漁港ではコンディションの良いアメマスをヒットさせていて、ブログのエントリーを仕事中にこっそり携帯で指を咥えて見てた。

 そして私は久しぶりにアカガレイ氏に合流の連絡を入れ、その翌日の日曜日に二人で出撃したのだった。

 5時半にいつものスタート地点の漁港に着く、風は真北から強く吹いているこの漁港でもこの風は厳しく感じた。

 はじめは左側の斜路に立っていたが、空が明るくなる頃は右斜路に移動していた、右側の岸壁から波しぶきが越えてくる。

 そして夜明けの時を告げるメロディが漁港に流れる、ロッドを振り続けていたがアメマスからのコンタクトは無い、「今日は無しか」と諦めかけたその時真ん中でドカンとラインにテンションが掛かる、水面が割れ飛沫を上げそいつはフックを外そうと身をよじり渾身の力でラインを引く、時折ロッドを両手で支えないと持って行かれそうになる、何とか堪え岸際まで寄せるが斜路の端は深く最後に下に潜り込もうとフルトルクで最後の抵抗をする、それも長くは続かなかった波に合わせ斜路に引きずり上げる。


 引きずり上げたコンディションの良いアメマスは今シーズン初めての50UP(58p)、海アメのトルクを堪能した1尾であった。

 フックから外し解放する少々撮影に手間取りくたびれたか、波打ち際で暫し漂っていたが間もなく深みに戻っていった、すっかり夜は明けて明るくなった漁港時折波の砕ける音が響き渡る。


 その後ラインが強烈な風に流され大きくカーブしながらルアーをリトリーブ、ルアーが浮子との中間に来たときその後ろが僅かに盛り上がり黒い影がルアーを追尾してくるのが見えた瞬間、その影はルアーを捕らえそのままこちらに向かって来た緩んだラインを巻き取りテンションをかけ引き寄せる、案外楽にランディングすることが出来たがサイズは60ジャスト、海アメを初めて5年目にして初めてのサイズである体高の有るコンディションは良いアメマス、流石にこれは嬉しかった。

 その後もチェイスが一回あったが後はアメマスからのコンタクトが消えてしまった。


 アカガレイ氏と次のフィールドに向かうが、真横から北風が強烈に吹きジグもまともに飛んでいかない、私はリーダーが切れて車に戻っている間にアカガレイ氏が初海アメをゲットする、残念だが私はその瞬間を見逃してしまった。

 

 ここに着いたときはそれ程でもなかったが、時間が経つにつれ状況は悪くなり、更に移動することにした。

 途中小さな漁港も覘くが何も反応無く北上最後の漁港に入るが、同じくただロッドを振るだけであった。


 次はアカガレイ氏の希望も有り反転してサクラ狙いで南下をする、峠を越えた大成の河口、右側のワンドにはいる、ひと山越えただけでこうも違うのか、風は落ち着き海はベタ凪である反応は無い。


 更に南下を続け熊石の海岸、この辺りも釣り人が多く人気の有るフィールドであるが、私的にはあまり足が向かない場所である、この日は波も良い感じで釣り人も10人ほど立っていたが釣れる感じは無くここでタイムアップ。

 今回の釣行はここで終了、いずれまた熊石方面から更に南下して探って見たい箇所は有るが、当面は瀬棚方面がメインフィールドで彷徨うつもりで、次の目標は海アメの更にサイズアップに1本でもなんとかサクラを手にしたいものです。

Mountain stream fishig
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