Report day Weather DATA
1月18 曇り アメマス MAX 48
cm
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 北海道は少々崩れ気味の天候から週末は、幾分持ち直し週末は落ち着いた天候となっていた、週末まで仕事が忙しく日曜の天候までチェックする余裕もなく、土曜の夜を迎えた。

 帰宅後ネットで波の状況を確認すると、比較的穏やかな状況であるようで今回はタイミングが合ったと、この時は思っていた、いつものように早朝に車で漁港に向かう、穏やかな日本海目的地の漁港に到着すると、漁船が漁港の中でライトを点けエンジンをかけて停泊していた。


 漁港の空きスペースに車を止めて、少し休憩しているとその漁船は岸壁に寄って来た、穏やかな日本海、漁に出る準備だろうか。

 車から降りてウェダーを履きロッドを手に持ちいつもの斜路に向かう。

 静かな漁港でルアーの着水音が聞こえる、数度キャストするがなんの反応も無く戻ってくる。

 昨年の暮れに来たときに反応のよかった右側の斜路が気になって移動する、今回で今期4回目となるが今シーズは特に右側によく立つ事が多い。

 時間が経ち明るくなってきて準備をしていた漁船が次々と出港していく。


 今日はダメかなと諦めかけたがしぶとく放射状に、スリムミノーを飛ばす、右方向に飛ばし着水後強めにアクションを点けながらラインを巻き取ると、ドカン!とラインを止められた瞬間水面が割れ飛沫が飛び散った。

 だが水面で数回ヘッドシェイクする姿が見えた瞬間、ラインに掛かっていたテンションが消えてしまった、私はガックリと落ち込んだがアメマスがいるのだと気を取り直して、またキャストを続けた。

 そして数分後中央の浮子の間からその先数メートルに同じスリムミノーを飛ばし、同じように強いアクションを付けてラインを巻き取って行く、それが丸い浮子と岸の丁度真ん中に来た時ガツンと止まった、それは当たりと言うより何かに引っかかった感じだった、その直後、ロッドがUの字になり悲鳴を上げる、リールのハンドルを回す余裕も無かった、ただ耐えるだけしか出来なかったのだ。

 その時間は本当は数十秒なんだろうけど、とても長く感じた。

 バラシてなるものかと騙しだまし時間をかけてそいつを寄せる、そして斜路の手前でそいつは潜り込もうと最後の抵抗を見せる、ロッドを両手で支え持ちこたえやっと斜路の端まで寄せて白い魚体を現す。

 私のロッドには大物は掛からないと自覚はしている、そのアメマスにミノーのフックは背中にしっかりと付いていた重たい訳である、サイズは50センチに2センチ足りない、だが丸々と太った今期私の一番のサイズであった。


 その後は沈黙が続いた、すっかり明るくなった漁港は諦め、今日共にロッドを振っていたshinya氏とサーフにに向かった。

 駐車場にはすでに数台の車が止まっている、準備している間にも車が入ってくるここも人気のフィールドである。

 サーフを歩くと左から風が吹いている、こんな日は良くない事が多い。

 

 午前中はロッドを振り続けるも、アメマスからのコンタクトは無く、午後から近くの岩場にも向かった。

 一投目でミノーを追う姿を見たような気がしたが、それも幻だったのか。
Mountain stream fishig
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