Report day Weather DATA
12月30 雪/曇り No fish MAX --
cm
< < The final fishing > >

 今年の仕事納めも27日に済ませ、日本海開幕をいつにしようかと迷っていた、26日27日と最近の道南は荒れ模様そして28日29日も予報はよろしくない、休みは十分あるので最良の日をと思い、30日に照準を合わせた。

 前日友人がレポートを送っていた、案の定コンディションは良くない状況で、私の出撃は30日に決めた。

 朝3時に携帯のアラームをセットそして起床、車に乗り込み目的地を目指した。

 峠にさしかかり吹雪となった、雪は覚悟していたが風は頂けない、漁港へ向かう到着は5時当然夜は明けてはいない。

 とうとう今年最後の釣行になるタックルを用意しいつもの斜路に立つ、久しぶりの感覚だが半年以上も日が空いた気分でもない。

 スイベルにミノーをセットしキャストするまだ暗い漁港の中で僅かな着水音が聞こえる、雪は降り続けるだが気温は0度寒くは無いが、湿った雪がグローブを濡らし手の感覚を奪っていく、一度車に戻りグローブを取り替える、そしてまた斜路に戻る、アメマスからのコンタクトは無い。

 夜が明けてくるどんよりとした空が現れる、ここは夜が明けきると移動を余儀なくさせる、相変わらずアメマスからのコンタクトは無い気は焦る、右の斜路に移動する。

 ここは浮子にロープがつながれ注意をしなければならない、その間を狙ってミノーをキャスト!

 3投目だっただろうかアメマス特有の『ゴン!』という当たり、私の気持ちは高揚した、それがいけなかったか当たりは岸際で合わせを入れるとミノーがすっぽ抜けて岸に飛んできた。

 しまったと思いもう一度浮子の向こうへキャスト、丁度その時サイレン代わりの旋律がスピーカーから流れて来た、ミノーが中間に来た途端『ゴン!ゴン!!!』・・・・

 『来たぁ!!!!』
 合わせを入れる・・・・・。

 『乗ったぁ!!!』

 重い、飛沫が上がる!

 リールがジージーと悲鳴とも聞こえる音を上げる。

 ロッドも大きく曲げられる斜路の際まで何とかロッドを左右にいなしながら寄せてきた、
そいつは斜路の手前で潜り込んでいく、それを何とか浮き上がらせようとロッドを立てた瞬間、そのパワフルで生命観あふれる振動はあえなく消えてしまった。

 私は『やってしまった』と天を仰ぐしばし放心状態、ロッドを伝って来た振動は重量感溢れるものだった。

 そして気を取り直して突堤よりにキャスト数投目ラインを巻き取り少しフリーにした瞬間、『ゴン』また当たりが来た。

 だがショートバイトでフッキングまで至らなかった。

 空もすっかり明るくなってミノーに反応する者は居なくなった。

 その後風車裏、レスト前、赤灯、18番と転戦北上したが漁港での3回が今日の全てである。

 帰り道峠を戻る、ハンドルを握る手に重いアメマスの感触有るだけに非常に悔しさが残る、色々な意味で準備不足であった、慎重さが足りなかったこと、それとミノーのフックを合った物を付けてなかったこと、次回はこの教訓を生かすべく精進しなくては。

 これからも暇が有る限り釣りに出かけます、そして道南の素晴らしいフィールドをレポートしますので、
今後も HP Mountain stream fishing  ブログ、BOBの釣りつられをどうぞ宜しくお願いします。

 最後に。

 今回で2008年の釣りは終了致しました。

 ご訪問下さった方々、コメントを頂いた方々今年一年ありがとうございました。

 そしてフィールドで会った皆さん、渓流渓魚を愛する皆さん、
そして自然を愛する皆様来年も良い年で有りますように

Mountain stream fishig
inserted by FC2 system