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12月14 曇り イワナ MAX 32
cm
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 道南の冬も本格的になってきたが例年より暖かい様だ、暖かいと言ってもやはり北海道である、山間部の気温は氷点下であり、黙って突っ立っていると寒い。

 12月になり本職の方も忙しくなって前回で淡水も最後と思っていたが、この日は色々な事情で休みとなる、早朝から出撃としたかったが家業の雑用を朝に消化しなければならず、フィールドに着いたのは10時を回る頃、出撃先は先週にブログにもエントリーしたがブラウントラウト駆除問題で物議があったダム湖に向かった。

 駆除に関しては最終結論は先延ばし、今後の協議となったが、あくまでも私の推測の域でありますが、ダムを挟んで駆除の境界となりそうと思われる。(実際もう既に駆除は数回行われている様だが。)

 私も春や秋から初冬にかけてお世話になっているフィールドなので、今更全面駆除だけは避けて欲しいと思っていますし、駆除する前に河川環境を考えてほしいなどと思ったりしている。

 フィールドの入り口にはゲートがあり冬期間は閉められいる、その手前の駐車スペースにはよく見る車両が先に止まっていた、その主は時々ブログにコメントを頂いている工場長さん、当然釣りにきている筈で覗いてみるとまだ車中にいた、軽く挨拶を交わすと今到着したばかりという、タックルを準備してインレットまで歩く。
 いつもであれば黙々と歩く区間であるのだが楽しく会話をしてフィールドに到着、その間の会話は釣り人であるので当たり前の様に釣りの話し。


 インレットに入るが私には何の反応も無し、少し上流に向かうが一回のチェイスがあっただけ、いつも折り返しのプールで50cmを超えるブラウンが急浮上してミノーを下からくわえたが、合わせきれずミノーは何の負荷もなく手元に戻って来た、プールの底をのぞき込むとボトムに張り付いた数本の魚影を見ることが出来る、これは釣れる状態ではない今日はボウス確定と思ったね。


 時間も結構過ぎてダム湖を後にする事にした、次に向かったのは自宅からも近く入渓もしやすく短時間の釣りが出来る、まぁ釣果もそれなりではあるが釣り人を裏切らないホームの里川とでも言う流域だ、淡水の最後にはいつもここになる。

 さすがにこの季節だけあって活性は低い、フッキングも浅く寄せて足下まで来てばれるのが多く、カメラに納めたのはこの一尾のみ、シーズン最後のイワナが諦めの悪い釣り人に情けをかけてくれた。


 今シーズンも随分と渓に行くことが出来たそれは50回を超える程、釣り目的ばかりではなく春の山菜時期は暇さえあれば沢筋に入る、その手にはルアーロッドを手にしているだけ。

 こんなに渓に行くことが出来るのも、今私の住む道南の環境のお陰であると確信している、道南の渓流はそれ程奥に行かずとも山岳渓流を楽しむことが出来る、素晴らしい環境と自然が其処にあるのだ、行けば自然の恵みを分けてもらいイワナと戯れる事が出来る。

 いつまでもこの素晴らしい自然を残し、渓の流れが続き、そして無垢なイワナが命を繋いで行く事を祈るばかりである。


 これで今シーズン淡水の釣りは終了、終わったばかりではあるが来シーズンの渓流に夢を馳せる、釣り人の性である。

 源流の奥の滝壺で出会った大イワナ来年も手にすることが出来るだろうか、尺イワナの渓も行きたい、今年不調であった渓も復活するだろうか、林道が崩れ行けなくなった渓も有る来年行けるだろうか、今年初めて行った渓も有るまた其処へも行きたい、釣り師の欲は深く果てがない、いくら釣ってもこれで良いなどと思わないのだ。


 今後、冬期間はアメマスを追い求め日本海へと出向く事になり、厳冬の日本海で厳しい釣りを楽しに行きます、腕も悪くアメマスを手に出来ない日もあり情けないレポートになる事が多いですが、春淡水開幕まで三ヶ月間、海アメ日本海釣行レポートを発信しますで今後もブログ共々宜しくお願いします。

Mountain stream fishig
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