Report day Weather DATA
11月16日 雨・曇り ブラウン・イワナ MAX 32・33
cm
< <  上大滝  > >

 道南は三週連続で週末は雨が降り、今回は出撃を少しだけ躊躇したのではあるが、予報では午前9時頃には雨も上がる様であったので、迷わずまだ夜の明けぬ5時前に起床して車をフィールドに走らせていた。

 車止めに着いたのは6時を回る頃、雨模様で薄暗いがタックルを準備してフィールドに向かう、もうゲートは閉められていてフィールドに行くには15分ほど歩かなければならない。

 インレットに降り立つ湖面を見ると無数のライズを見ることが出来る、ルアーでライズは取れない、静かに立っているとマスたちは遡上のタイミングを計っているかのように並んでいるのが見える。

 そろそろ産卵期に入り厳しい状況になる。

 インレットではまったく反応しない、茶鱒が並んでいるのが見えるのだが。

 今回は滝まで行こうと思って上がっていく、やはり産卵床がいくつか出来ている。

 滝までの区間数本の茶鱒が相手をしてくれたが、平年より一段と水量が少ない魚が居ないわけではないが、極端に流れに入っているものは少ない感じがした、これから雨は期待できない増水して鱒達が遡上していくのだろうか、こいつらは釣り人以外には嫌われ者ではあるが、妙に気になってしまった。

 滝に到達確かこの区間前日に入渓した友人が居たような・・・、魚はスレていた・・・・・?(笑)
 まぁこの時期釣果は期待していなかった、しかしこの時期にして旬の状態のキノコ(ムキタケ)を取ることが出来てそれだけでも十分であった。



< <  晩秋の渓  > >

 次に向かったのがイワナの渓である。

 今シーズンこの渓コンディションはあまり良くなかった、釣り人が多くなったせいか、それとも環境が良くなかったのかは解らないが、行くたびに裏切られていた気がする。
 だが、毎年渓流の遅い時期に来るのだが、比較的良い思いもしているのも事実である。

 入渓地点で湯を沸かし百均で仕入れたカップ麺をすすり、渓流タックルを手に流れに入っていく。

 直ぐに小振りだがイワナがルアーを元気に追ってくる、サビもなく季節を感じさせない綺麗な魚体を見せてくれる。

 この時期になってようやく復活してきた様だ、でもやはり平年より随分と少ない、どうやら地域的に水は少なくなっている様である、来シーズンはどの様に推移していくか気になるところである。

 イワナもサビは無いが渓は冬に向かっている、落ち葉が流れの淀みに積もっている、そして、その様な場所にイワナ達は集まってくる、イワナはその落ち葉のベッドの中に潜り込み越冬するのだ。

 今回は尺上のイワナも数本相手をしてくれて、気持ちよく渓を後にすることが出来た。

 このレポを書いている今は真冬並みの寒気が入っている、次週はおそらく積雪も有ることだろう、一時的には寒気も緩むであろうが渓流の釣行は無理があるだろうと思うね。

 次にここのイワナに逢う事が出来るのは来春になるのだろうか。
Mountain stream fishig
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