Report day |
Weather |
DATA |
8月10日 |
晴れ |
イワナ・アメマス |
MAX |
41・36
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cm |
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<< 源流の誘惑 2008 Vol,9 ( 幻の滝 ) >> |
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道南も盛夏に入り暑い日が続く、連日晴天で気温も上がりっぱなし北海道の短い夏もピーク、御盆間近のこの日、夜明け前に携帯のアラームをセットして、暗いうちに車に乗り込み家を発ちフィールドに向かった。
今回は峠を越えた流域に入る事にした、フィールドに到着すると丁度夜が明ける、東の空の雲が仄かにピンク色に染まりこの日も天気が良いのが判る。
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装備を整え渓に向かう、今回入渓するには車を林道ゲート前に停め少々歩くことになるが、入渓するとまだ沢の中にまで日が差し込まず薄暗く鬱蒼とした雰囲気がある。 |
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入渓するとイワナからのコンタクトは直ぐある、型は序盤20cm前後だろうか上流程型は大きくなる。 |
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上流部はゴルジュ帯となっておりここまで来るとイワナも群れている、全て釣ろうと思うと前に進むことが出来ないくらいだ。
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間もなく滝に行き着く前回来たときは40UPを含め尺上が十数本釣れた、今回はその時よりは数は出なかったがそれでも40UPが1本他に尺上が4本釣ることが出来た、それでも十分満足な釣果である。
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ヘビーシンキングミノーに食らい付いた、この日最大の40UPのイワナと尺上のイワナ。 |
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朝日が差し込む滝、実に綺麗である。
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大きな滝壺を持つ滝、滝の落差は5m滝壺の大きさは20m程で深さは3m以上はあるだろう、そしてこの上にもう一つ滝があるのが判るが、ここからでは全貌が見えない幻の滝と言えるだろう。
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滝壺から出た尺上のイワナ、細かくハッキリとした模様を持つ。
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そして滝を右からヘツリ越える。
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直ぐにその見えなかった滝が現れる、落差は8mほどだろうか水量はあるが珍しい滝ではない、だがこの滝を目にする人は少ないだろう、普通の釣り人ならここまで来る必要が無いのだから。
因みにこの滝壺には魚はいない、手前の滝が完全な魚止めになるようだ、滝上は判らないけど。
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ここまで入渓してから3時間、途中はじっくりと攻めずにかなりハイペースで上がって来た、ゆっくり釣り上がると半日は十分過ごせる行程、次回はゆっくりと釣り上がることにしようと思う。
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<< アメマスの渓 >> |
車に戻って時計を見るとまだ11時前、車で北上して流域を変える。
次に向かったのはアメマスが良く遡上する河川、ここも林道をしばらく歩いての入渓となる。
入渓した序盤はイワナが多かった、アメマスは確実に上流に移動している。
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ここはヤマメも居るのだがこの日はヤマメからのコンタクトは無かった、釣れてくるのはアメマスかイワナである。
大きな淵には必ずと言って良いほどアメマスが数本溜まっている、反応はまあまあなのだが釣れるアメマスの型は小さい、40を越えるアメマスは釣れなかった、間違いなく50はあるアメマスもルアーに興味を示し反応してくるのだが、フッキングまで至らない。
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アメマスも数本、数も型も少々不満ではあったが、私の肱ではまぁこんなもんでしょう、アメマスが遡上できなくなる所で引き返しこの日は納竿とした。
しかし今回は前回よりイワナの反応も型も良くなっている、これから秋に掛けてこの渓も期待できるだろう。
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帰り道見上げると夏空が広がっている、気温も上がり林道を歩くだけで汗が吹き出してくる。
北海道の短い夏のど真ん中、だが季節は確実に進んでいる。
夏の渓流を楽しむ為にあと何回行けるだろうか。
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余談 |
朝9時頃までは気温も低く涼しさを感じながらの釣りが出来るが、9時を回ると気温は上昇しアブが身体に纏い付いてくる、しかも大量に普通に歩くだけでも手や顔にぶつかって来る、立ち止まると大変な状態となるウェダーには無数にアブが張り付き、服の上から刺してくる、この日は3箇所ほど刺された。
車に戻りドアを開けると一瞬に車内は大量のアブに占領されてしまう、この時期は殺虫剤が必需品となるお出かけには装備しておいた方が良いと思うね、私は釣行にも携帯しているがこの日はその殺虫剤の効果も一瞬であった、だが無いよりはマシだと思う、こんな季節も3週間程なのだが北海道の夏は短い。
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