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7月27日 曇り ヤマメ・アメマス・イワナ MAX 28・30・28
cm

<< 夏のヤマメ (遊楽部水系支流) >>
支流 1

 道南も夏らしくなったが、このところ雨が近い天候である、この日の二日前にも雨が結構降って殆どの川は増水気味であった。

 こんな日はヤマメ領域が狙い目だと私は思っている、ヤマメは時期によっている場所が違う、早春に川に入ったサクラマスが初夏から夏にかけて川を遡上して来る、それにに伴ってヤマメ達も遡上を始める、雨の増水はそれを助けるようだ。

 川が増水するとヤマメの餌も多く流れて活発に捕食しているはず、ルアーにも反応が良い。

 それで今回は遊楽部川の支流をヤマメを狙って回って来た。

 目的の渓に着くとやはり増水気味、欲を言うともう少し水量が落ちていると良いと思ったが、釣りは自然が相手だ思った通りには行かないものである。

 準備をして入渓、早速ヤマメからコンタクトがある最初の1匹目から9寸(28cm)が飛び出す、あまりにも幸先が良すぎる、こうなると期待するなと言う方が無理に思えるが。

 

 ゆっくりと釣り上がって行くとボツボツと釣れる、それも型は7寸強から8寸と揃っている、それなりの型のヤマメなので駆け引きも楽しい、ただ大場所では最初複数の反応が有っても釣れるのは1匹だけ、これが課題だね修行が足りません。


  それでも、ヤマメの居そうなポイントを攻めてそれなりのヤマメを釣る、渓相も変化があって良い感じである。


 去年のこの渓にはふられてしまったが、今年は良い感じである今シーズンは何回か通うことになりそうだ。

 

 そしてこの流域の終盤に差し掛かるとアメマスやイワナも釣れ始める、型はそれ程大きくはない。

 ここは林道も有るが一人では少々不気味なので川なりに釣り下がる、しばらく行くと釣り人が二人上がってきた、儀礼の挨拶を交わし交差する、この水系は釣り人も多く休日は何処も人が入る先行しなければ釣果は多く望めない。

 ここでは、まぁまぁ納得できるヤマメが釣れてこの支流から移動することにした。

支流 2

 次に向かったのは去年も数度来た事のある支流、下流ではヤマメ解禁時には釣り人で賑わうこの日は午後から入ったのだが、釣り人が入った痕跡は無かった。

 ポイントだけを狙い入渓すると8寸ヤマメが期待に応えてくれた。


 魚止めの滝に行き着くとここでも同じぐらいのヤマメがヒットする、その後それより一回り大きめがバイトしてきた、だが呆気なくバラしてしまうこれには流石に悔しく天を見上げ叫んでしまった、その後はヤマメからのコンタクトは無く沈黙してしまった。

支流 3

 その悔しさをかみしめながら次の支流に向かうが、最初は中盤に入るが全く反応は皆無で釣り人の足跡は有った、その釣り人はヤマメを手にしたのだろうか。


 それから更に上流へ移動する、本意では無いが随分と上流入る。

 ここも釣り人と思われる新しい足跡が残っていた、水量も少なくヤマメの反応も悪いスレている感じがした。

 遡行していくと流れは段々と細くなり藪になっていく、そしてここで唯一のヤマメの姿を見て今回の支流巡りを終了する。


 帰りは少しの距離だけ林道を歩くが一人ではあまり気分の良い物ではない、最初の支流はまぁまぁではあったが、2本目3本目と回って時間が遅くなると釣れる数は少なくなる、ヤマメ釣りはやはり良い釣り場を、如何にタイミング良く入るかがポイントとなるようだ。

余談


 今回入渓した支流ではいずれもサクラマスを確認できたのだが、左の堰堤の魚道は整備されていて、管理も定期的に行っているようだが、下の別の支流にある堰堤は2段式で格段は2メートルほど落差がある、魚道も着いてはいるのだが全く機能していない、サクラマスはその2段の間のプールにいた、どうやって入ったのだろうと思ったのだが、見ているとジャンプをした、それもその2メートルもある落差を後わずか20センチ下ぐらいまで、この堰堤の落差が後50センチ低かったら、サクラマスは魚道が無くても容易に上って行くんだろうな、見ていてサクラマスに申し訳ない気分になった、上流にも同じ様な堰があるが機能しているのも機能していないものも有る、少々考えさせられた。
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