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6月29日 晴れ アメマス・ヤマメ・イワナ MAX 38・18・31
cm

<< 滝とイワナの渓 >>

 道南も好天が続き夏を間近に感じられる、日中天気が良ければ少し身体を動かすだけで汗ばむ季節である。

 今回行った渓の序盤は遡上アメマスやヤマメもねらえる川で、上流はイワナのみの領域となる、そしてこの釣行をお付き合いいただいたのが、ルアーのshinya氏とフライのアカガレイ氏で3人パーティーで釣り上がる事になった、ここは林道も閉ざされ入渓するには少々歩いての入渓となる。

 何時もの事だが羆のテリトリーで有り、途中には糞や食痕が数多く確認できた林道の徒歩には十分な注意が必要だ。

 入渓してすぐにshinya氏はアメマスをアカガレイ氏はヤマメをヒットさせていた。

 

 いくつかの堰堤を越えるのだがそこには必ずアメマスが溜まっていて、それぞれ場所で数本のアメマスの感触を楽しむことが出来た、大きくても40を越えないが久しぶりのアメマスとの対面である、ウルトラライトのロッドでは少々心許ない状態ではあったが、それはそれでやりとりが面白いものである。

 

 魚止めまではヤマメも釣ることが出来る、アカガレイ氏は良型のヤマメを釣り上げていたが私は少し小さめしか釣れない。
 

 ここは所々にヘツリや高捲き箇所がある、山岳渓流には付きものだが厳しい場所もある、足場を十分確保して安全に踏破して行かなければならない、落ちても水没程度で済めば良いが怪我や大事なタックルに損傷を与えたりする、怪我も擦り傷程度で済めばよいが打ち所が悪ければ大変な事になる、安全なルートをじっくりと探すのも大事である。
 

 魚止めを越えてイワナ領域に入るが、前半はそこそこの型も出たが上流に行けば行くほど型が小さくなった、数だけは他の渓よりは多いけど、この渓にしては少々不満である昨年の盛期に来た時は数も型も十分満足できるものであった。

 

 その様な中でも何とか尺イワナが顔を出す、コンディションは頗る良い、3本目のイワナは何を食べているのかお腹はプックリと膨らんでいる、豊かな渓の証である様だ。


 更に釣り上がっていくと随所に小滝が現れる、つい佇んで見とれる。

 そしてその下にはイワナが潜んでいる、だが今回は時期が早かったのが期待するような型のイワナは出てこなかった。

 

 今回の終点の滝、落差は3メートルほどこの下にも2メートル程の滝を従えているが、越えられない滝では無いが越える必要は無いと思う、ここまで十分な釣果を得ているしそれよりここを越えると帰りは薄暗い林道を歩かなければならなくなる。

 

 今回の釣行で伝説王ことアカガレイ氏のアクシデント、釣り始めて中盤に差し掛かろうとした時である、「折れた!」の声が、そして3キロの林道を往復+αのアカガレイ氏、おそらく最初のヘツリで落下で傷が付いたのであろうと想像するが、2日でご臨終であったロッド(Scott A2 803/4 #3)は大変気の毒であった、永久保証であるのは結構だが、あの林道を一人で往復は私には出来ないであろうね、流石伝説王である。

 だがその甲斐もあって最後の滝下でこの日一番のイワナ(34cm)をゲットしたのをここに記しておく(アッパレ!)。

 今回同行して下さったshinya氏、アカガレイ氏大変お疲れ様でした。

 
Mountain stream fishig
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