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6月15日 晴れ/曇り ヤマメ・イワナ MAX 23・36
cm

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巨石の渓

 北海道もいよいよ渓流もハイシーズンを迎え、連日釣り人は渓魚を求め右往左往して居ることと思います。

 今回私は、通う渓の中でも渓相が良く、よく通う好きな渓に入る事にした、この流域はとても熊の気配が濃く痕跡も多く残されている場所でもあり、昨年にとても緊迫した思いをした場所でもあり、単独では上流部は敬遠していたのだが、今回はアカガレイ氏と共に行くことが出来た。

 車を置いて遡行を開始するが魚からのコンタクトは無い、小さなプールで小イワナ釣れたのみで二人で唖然とした。

 

 もうどうにもならず、ハイペースで上がるそして巨石帯の下に入るとやっと反応がある、だが前日も釣り人が入渓した痕跡もあり魚も相当スレている感じだ、ここまで来て二人でイワナ1匹とは情けない感じだ、これは釣りの腕が悪いとかの問題では無いようだ、とても残念である。

 

 巨石帯を越えていくと反応が良くなる、型もそれ程大きくは無いがここまで釣れなかっただけに楽しく嬉しい。

 

 この巨石帯越えるのは結構大変なのだが、今シーズン早々と歩きつめた成果であろう、アカガレイ氏と二人で汗一つ掻くこと無くひょいひょいと越えられた、「簡単に越えちゃったな。」と二人で笑う。

 

 、目の前に絶壁が迫る、そして空を見上げると青い空に白い雲がコントラストを作っている。

 

 この渓、私はこの辺りの渓相が一番好きである、ポイントも絞りやすく少し大きめのイワナが相手をしてくれる。

 

 崖を捲いていくと鳥が目の前を飛び出した、よく見ると崖の隙間に巣がありその中にはタマゴが5個並んでいた、私が近づいたのでビックリして飛び出したのだろう、鳥には抱卵中なのに申し訳ない事をしてしまった。

 

 今回は諦めていたヤマメが釣れたこれには喜んだ、下流の魚道も詰まっていて上って来られない、このままだと来年はここでヤマメに逢うことは出来ないだろうね。

 

 釣り上がって平行する林道が途切れる場所で上流を見ると人影が見えた、どうやら歩いて林道を越されたようだイワナは若干消化不良気味ではあったが諦めていたヤマメも釣れたので不満はない、二人で協議の結果ここは引き返し流域を替えることにして、林道を歩いて戻るこの林道は薄暗い所も多く熊の痕跡も多いところで、今回も糞が二箇所あった一人ではあまり歩きたくは無い場所でもある。

 
イワナの楽園

 次に向かったのは別水系の上流域で完全なイワナ領域である。

 入渓して最初に飛び出したのが36cmのBigサイズでる、そしてこれからが爆釣が始まる。
 

 どこにルアーを放り投げてもイワナは食いついてくる感じで、入れ食い状態であった、ただ型はこの渓相のわりには小さめが多い感じであるが尺上も2本追加する。

 

 アカガレイ氏もドライで34cmを筆頭に爆釣でイワナを満喫していた。

 

 そして通らずの函に行き着くこの先は釣り人には未知の領域である、調べてみると30分藪を漕ぎで高捲けば上流に行けるようだが、釣りでそこまで行く必要もなくここまでで釣り上げた数は数え切れない、十分満足出来る釣果である最初に36cmが出たので40UPを期待したが残念だがそれは夢で終わった。

 

 時間も3時を回り引き返すわけだが、釣り上がる時には気が付かなかった足跡が砂地にベタベタと付いていた、やはりここも羆のテリトリーである、十分注意が必要である。
 
Mountain stream fishig
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