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6月10日 霧雨 ヤマメ・イワナ MAX 21・33
cm

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1本目の渓(ヤマメの渓)

 道南はヤマメ開幕から10日目になる、週末が2回あったのだが当然ヤマメの主だった渓は、その週末毎に釣り人が入っている筈だ、今回は仕事の都合で平日の休みとなった、この時期平日の休みはヤマメ狙いに絶好のチャンスである、そして今回は燃料高騰もあり遠出を避けて近くのヤマメの渓にまずは向かった。

 入渓場所に向かうやはり平日である、釣り人の姿は見られなかった、準備してロッドを手に持ち渓に立つ、水量はやや多めだが全く問題は無い、最初に顔を出したのはアメマスっぽい小さめのイワナであった、だが次は7寸のヤマメがHITそれからはポツポツ釣れる程度。

 所々にあるプールではウグイが群れて占拠している、こいつがいると他の魚は寄りつかない、まったく厄介な連中である。

 

 遡行していくと所々でライズの波紋が見える、そしてその少し上流にルアーを飛ばしリトリーブさせると、ライズの主のヤマメがルアーにバイトしてくるライズはルアーで取れないと思っていたが、雨模様で気温もそれ程高くないようであったが活性は良いようで、ライズの主を取れたときは結構快感でであった。

 

 この渓は魚影は濃くはないがまあまあ楽しませてくれる、時には思わぬ所で大物も出たりする渓である。

 脱渓地点に到達し車に戻るその道のりは結構距離があるが歩いて戻るしかない、そして次の渓に向かう。

 
2本目の渓(イワナ時々ヤマメの渓)

 次に向かったのは同じ水系の別の支流、釣れるのはほぼイワナであるが時々ヤマメが釣れる、案の定釣り上がっていくとイワナに混じりヤマメも釣れる、たが型は小ぶりである。

 イワナは何を食べたのか腹は異様な膨らみをしているのが多かった。
 

 遡行していくが釣果は不満が残る結果となったので、昼食を取り更に移動する事にした。

 
3本目の渓(イワナの渓)

 最後に向かったのも同じ水系だが完全なイワナ領域、渓相も変わり水量も随分と少ない渓である。

 入渓してすぐに反応があるここのイワナは瀬にも出ていて活性も高く元気にミノーをチェイスしてくる、だが水量が少ないだけにアプローチには注意しなければならない、体勢を低くして近づかないとイワナ達はすぐ上流に走ってしまう。

 だがこれぞと言う場所には型が良いのが付いていて、ミノーをリトリーブすると5・6本のイワナが一斉に向かってくる場所もあった。

 

 尺も数本混じり十分な数のイワナをストレス無く釣り上がり滝に行き着く、ここは高捲いて行けるがここでこの日の釣行は終了とした崖をよじ登り林道に上がる、林道を下り入渓地点まで戻り帰路に付いた。

 

 今回巡った三箇所の渓は同じ水系であるがそれぞれ特徴が違う、自然が作る景観は実に不思議である。
 
Mountain stream fishig
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