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Report day |
Weather |
DATA |
5月11日 |
曇り/晴れ |
イワナ |
MAX |
34
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cm |
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<< 変化に富む新緑の渓 >> |
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この二日間道内は寒気が入り込み気温が急激に低下した、朝外に出ると一面に霜が降りて白く車のフロントガラスはガリガリに凍っていた。
今回は道南のある渓流を行ける所まで上り詰めたくて入渓した、そして今回も渓流開拓のエキスパートであるアカガレイ氏に同行を願った、車で1時間程走ると入渓地点に到着する、装備を整え流れに入っていく入渓してすぐは大小様々な石が河床を作っていて、道南の上流域の渓流らしい渓相である。
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入渓からそれ程遡行しなくても渓の主役であるイワナが挨拶をしてくれる、ただ今シーズンこの渓に一度入渓しているのだが、その時は魚影が濃く入渓地点から釣れたのだが、連休中に人が入ったのか数多く足跡が残っていて、中には前日のもと思われるものもあった、スレ気味なのか、また急激な気温の低下で活性が落ちたのか、前回の時のようには釣れなかった途中までは。
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上がっていくと石一つ一つの大きさが大きくなり、所々に大きな深い落ち込みを作っている、イワナはそのボトムに張り付いている、フローティングミノーでは全く反応はしない、ヘビーウエイトのシンキングタイプのミノーを沈めて強めのアクションを加えるとやっとバイトしてくる、なかなか厳しい釣りとなる。
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渓相はどんどん変化していく、倒木が横たわっていたり巨石が転がっていたりで遡行していて飽きない。
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そして上がって行くにつれてイワナもサイズUPして行くし魚影も濃くなっていく。
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前回来た時はここまで来て引き返したのだが、今回は更に上流を目指すこを超えると少し平坦な箇所に抜ける。
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またそこを抜けると大きなプールを持つ函に出会う、ここは左を捲けば抜けられるが少し不思議な景色に見える、滝でもないのに滝壺のようなプールを持つ様は始めて見る雰囲気である。
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その函を抜けしばらく行くと、いきなりこの渓相となる右側には山肌を露わにした岩壁が見え、川床には直径5mも有るような丸い巨石が鎮座している、始めてくるとは言えこの巨石は何処から運ばれたのだろう、そして根こそぎ倒れている倒木も何処から運ばれた、実に不可思議で謎である。
今は水量も少ないが暴れ川なのは間違いない、増水した時はどうなるのだろうと考えるとゾッとする。
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またしばらく上がるとチョットした淵に出会う、この様に流れの澱んだ所はアプローチが肝心だ、岩陰に隠れ忍者キャストをするアカガレイ氏の図である。
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そのアカガレイ氏が諦めてポイントを譲ってもらうと、一投目にこの日一番となる34cmのニッコウ系のイワナがヒットした、こいつの引きは強烈であった。
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そしてその上流でサビのまだ残る31cmのアメマス系イワナも岩陰から飛び出してきた、この尺二本だけでもここに来て良かったと思う、しかし同じ流域でもイワナの姿がこんなに違うのも実に不思議な魚だ。
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渓相は山岳渓流らしい様子、だが流れ込む支流を越える度に水が減っていきここまで来ると、渓流と呼べる水量は無いこの状態でもイワナは居るのだが極めてシビアな反応を示す、ルアーでは手に負えない状況である。
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終点も間近になるとアカガレイ氏と二人でただ歩くだけとなった、朝6時半から遡行を開始して午後2時近くに脱渓、遡行時間約7時間半を歩き抜けたのだが、ここ渓は変化に富み遡行していても実に楽しい、最上流に水がないのが残念ではあるが。
帰りは林道をひたすら下るのだが、これがまた急勾配で足に来るだ前日の滝越えもあり、次の日は完璧に筋肉痛になったのは間違いない事実である。
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