道南もいよいよ新緑の季節がやってきた、山の木々は淡い緑の葉を開き、木蓮は白い花を咲かせ山桜がアクセントを付けている。
今回の釣行は人数は4人、パーティ構成だが午前中ルアー、午後フライのchuel氏ルアーのかげまる氏、フライのアカガレイ氏、そして私の4名で、ガイド役はアカガレイ氏にお願いした、渓流では多人数だが道南の渓はそんな人数を受け入れてくれる。
事前に打ち合わせて待ち合わせ場所に6時に合流、そしてそこから40分ほど移動して目的地に入る、当然イワナの領域である。
最初の渓流は渓相も荒く大石がゴロゴロとしており、所々に小プールを構成している、この時期はまだそのプールにイワナは定位いている。
そして上流部は岩盤むき出しのナメ床と小滝を構成している、やはりその滝壺がねらい所なのだが、イワナのほとんどがボトムに張り付いているようで、底から引き出すのは難しい。
行く着くところは函になっており遡行は難しいのでそこが引き返し地点となる。
全体的に魚影は濃く型も大きい印象であり、ここ渓でこの日最大の35cmが出る、盛期にはもっと魚影は濃くなり楽しい釣りが出来そうである。
引き返す途中に林道へ抜けそうな場所が有ったので、向かったのだが行けども行けども林道は見えない、川から25分直高50m程も上がった辺りで川に戻る事にした、後で地形図で確認すると林道は尾根を超え所の沢に有った、これには相当体力を消耗した。(もう少し慎重さが必要だったね)
支流も攻めてみたが4人では厳しいようなので別河川に移動する事にした。
向かったところは最初の渓よりは規模は小さい、上流の方が面白い筈だが少し下の方に入渓した、前回来たときよりも渋め魚影も薄い印象であった。
そして最後は秘密の川へ向かう、そこでは活性の高いイワナが相手をしてくれたが、帰り際林道が崩れた場所を通過するのだが、そこに存在感を示すように大きな糞が残されていた、これを見ると一人で来る自信は無くなるね、ここは魚影も濃いが羆影(?)も濃い。
今回少しアクシデントは有ったが4人で笑顔が絶えない楽しい釣行であった、遠くから来た、かげまる氏とchuel氏、ガイド役のアカガレイ氏に本当にお疲れ様でした。
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