<< 春はイワナの山岳渓流 U >> |
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今年の春の気候は異常にも思えるほどに暖かい、
すでに5月初めの気温になっているこの日近くの渓流に向かった。
水温は低いが雪代は入って無い状態に見える。
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まわりを探索しながら上がって行く、
若干では有るが水量は多め濁りは無い。
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遡行して行くともうひとつの目的でもある物が目に入る、
大きめの袋を持ち出し1本1本根本から取り袋に詰め込む、
独特の匂いが鼻に届く。
ここは平年であればこれからがピークなのだが今がもう旬の様だ。
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途中チェイスが1回有っただけで釣果は全く無い。
イワナの旬はこれからの様だ。
そして水系を違う場所に移動する。
時間も12時を過ぎ気温は上がりとても4月上旬とは思えない、
着ていたジャケットを脱ぎ上がっていく。
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行き止まりまで上がってこの日唯一のイワナが哀れな釣り人に挨拶してくれた。
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ブルーの斑点を持つイワナ、小さいがアメマスの雰囲気だ。
「みんな下りたのに、お前だけはぐれたのか?」
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そして細い沢に潜り込みエゾワサビを取る、
手に刺さる様な冷たい渓の水で根に付いた土を洗い落とす。
釣果は期待していなっかたが、やはり釣行としては不満が残る、
だが、それに見合う山菜を取ることが出来た。
北海道の春はあっという間に過ぎる、
緑眩しい季節がすぐそこに来ている。
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