< < 雪解けとブラウントラウト > > |
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ここ一週間春の陽気が続き道南は積雪量が随分と減った。
そこでやはり気になるのは先週行った流域だ、
気になったしまったら行くしかないだろう、
私の今の状況は時間だけはタップリとある(お金は無いけどね)。
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歩き橋から見ると随分と雰囲気が変わった、
後一週間もするともっと解氷が進むであろうね、
だがインレットに降り立つと思ったより湖面は空いてはいなかった、
少し上流を遡行してみる。
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茶鱒はカップリングして産卵床を作り定位している、
春の雪代前の産卵を始めているようだ。
確か秋にも産卵していた筈だが・・・・・・・・。
繁殖力の強さを伺える他のトラウト達には無い行動だ、
これではネイティブであるイワナなどは太刀打ち出来ないのが判るような気がする。
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渓流域や劣悪な環境でも生息出来て、
春と秋に産卵をする鱒なんて他にいるのだろうか。
私は肯定も否定もしないが少し考えさせられる気がした。
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釣りを趣味としていてそれも対象魚としている偉そうなことは言えない、
こんな事を書いている私は狡猾な釣り人かもしれない、
だがそんな茶鱒との駆け引きは楽しい仕方がない。
今日釣れたのは立派ななメスであった、
お腹にいっぱい卵を抱いてる。
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