< < The Sea of Japan photograph report > > |
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2月も中旬になったが上旬は珍しく穏やかな日が続いていた。
この日の日本海は本来の姿を取り戻していた。
携帯のアラームは3時半にセットされている、出撃はギリギリまで迷っていたのだがアラームが鳴った瞬間迷わず車に乗り込んでいた。
いつもの道を峠に向かって車を走らせる、峠も雪で埋もれていつ通過したのか判らない車輪の跡が残るだけだ。
峠を越えたが風は強く道の所々吹きだまりがある、迷った末にサーフは諦め漁港に向かう。
ここは前日からSHINYA氏が出向き型を出している(この時点では希望を持っていた)、おそらくSHINYA氏もこの日もスタートはこの未明の漁港であろうと、アクセルを踏み込む。
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漁港に着くするとSHINYA氏が既に斜路に向かう所であった。
私も準備してまだ暗い斜路に立つがアメマスからのコンタクトは無い。
移動しながらもキャストし続けるが結果は同じであった。
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撮影SHINYA氏 |
この漁港内にアメマスはいるのか?
それともルアーには反応しないのか?
私には知る術は無かった。
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いつもだが終日漁港で粘るつもりはない程なく移動する。
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移動先でも結果は同じ初めは風が強いだけであったが、次第に雪が交じり猛烈な吹雪となった。
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風だけなら凌げるのだが、3ミリほどの粒状の雪を伴いパワーアップした風は私の顔面に攻めてくる。
瞬時に戦意は喪失してしまった。
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執念や根性の無い釣り人にはアメマスは相手にしないようだ。
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帰り道、夜明け前に越えた峠を再び吹雪きを掻き分け走る。
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