< < 奇跡の1本 (日本海) > > |
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節分のこの日、数日前から天気予報と睨めっこしていて、コンディションが良いと思っていたのだが、過度の期待をしてしまった様だ。
確かに天候は良かった、良すぎたのか?
朝一から島牧18番にアカガレイ氏と乗り込み、薄暗い状態からサーフに立つ風も波も悪くない、だが全くアメマスからのコンタクトは無かった、周りを見ても左隣のフライマンが1本、ラインから外すのを見ただけである。
時間も経ち時計の短針が9時を指す時には、ルアーマンは消えフライマンのみとなった、どうもアメマスは手の届く範囲にはいないようだ、アカガレイ氏と協議の結果、少し北のコビチャに移動する。
だがそこも釣り人は少なく、今日はどうやら・・・と諦めていた、しかし諦めるには時間も早く兎に角サーフに立つ、海を眺め潮を確かめながらジグをフルキャストする、良い感じの離岸流を見つけゆっくりとラインを巻き取る、岸から15mぐらいは潮が横に走る、ジグもその潮にゆっくりと乗せる。
するとかすかに重くなった、ロッドを少し立ててみる、どうやらアメマスが乗ったようだ、当たりも無かった少し不信感を持ちながらそれを引き寄せる、最初はフッ!と軽くなるしかしその後ヘッドシェイクする震動が伝わってくる、間もなく白い魚体が波間に見える、型は小さいがアメマスには間違いない、結果としてこれが今日唯一の1本だ。
その後は全く反応は無し、私の周りも釣っている様子も無い、昼食を取っていると「気ままにキャスト」のAKA氏がランクルで登場した、しばし情報交換して私たちは更に移動する事にした、移動先はいつもの風車のある風景、前日は濁っていたようだ今日は若干であるが濁りは残っている、だが支障のある濁りではないロッドを振るがここもアメマスからのコンタクトは無い、アメマスは連日の時化の後、凪になって沖に出てしまった様だ。
そんな訳で厳しい1日となったが、コビチャの1本が私にとって今回唯一の「奇跡の1本」となった。
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今日はアカガレイ氏が同行してくれた、今回厳しい結果となりましたがシーズンはまだこれから、諦めずに通いましょう。
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