Report day Weather DATA
1月27 曇り/吹雪 アメマス MAX 45
cm
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 1月に入り毎週末日本海に通っているが、第2第3週日曜は、例年に無いほど連日冷え込みと強風に晒され、漁港に逃げ込むしかなかった。

 今回も4時に自宅を出発する、この日は前週の天候と同じ予報であり、また漁港に進路を決めた。

 穏やかな太平洋側から峠を越えていくと徐々に風が強くなり路面は所々吹き溜まっている、心の中で「やはりか・・・。」と呟いていた、6時前には到着するとすぐ後から2台のライトが追って到着した、前日から出撃しているSHINYA氏と、HIROSHI氏の車だ、そして準備をして三人で船揚場の斜路に並びロッドを振り始める、まだ真っ暗であるルアーは何処に行ったか確認するのは難しい、外灯の明かりでかすかに着水の飛沫が見える程度。

 静かにリールでラインを巻き取っていく、何回キャストしただろうか、岸際ギリギリで「コン」かすかな当たりが有った、だがそれだけSHINYA氏も同じ様な当たりが有ったようだ、だがその後すぐにSHINYA氏は60UPともう1本ヒットさせた、次第に明るくなって来たところでHIROSHI氏が突堤の先で50程のアメマスを抜き上げるがラインブレーク、これは釣り上げた事になるだろう。

 間もなくチャイム代わりの音楽が漁港に響き渡る、諦め掛けてHIROSHI氏が掛けた反対側の突堤に移動する、向かいの突堤の先端目がけキャストする着水と同時に強めのアクションを付けるすると「ゴンゴン!」やっとロッドを曲げてくれた、サイズは45と大きい方では無いが良いファイトをしてくれた、これでボーズ回避だと安心していた直後2本目がヒットサイズは少しダウンしたが嬉しい2本目だった。

 その後30分ほどキャストし続けたが反応は無く、移動してみることにした、移動先は12kmほど北上した風車裏、前日SHINYA氏が来たときは濁りが入っていたようだが、今日も左突堤から波打ち際まで濁りの帯が占領していた、当然釣り人もいなく地元のおじさんが一人突堤にいるだけであった、そのおじさんも「今日はダメだー。」と言って帰ってしまった、だがそのまま帰るわけにも行かず、濁りを交わしつつジグを飛ばしてみる、しばらく反応は無いが一匹の追いを確認した型は小さい、だが一度きり突堤に移動する、中間ぐらいでリトリーブするジグの後ろを追尾する影が見える、それもその一回のみそしてまたサーフに戻る、濁りと澄んだ境目辺りにジグをとばしゆっくりとラインを巻き取る、波間にジグが見えた瞬間白い魚体が見えた、だがすぐに反転して白波の中に消えた、ここではそれが全て、当たり無しチェイスが3回でアメマスをキャッチ出来なかった全くいないわけでは無いようなのだが。

 時間も11時になるまた元の漁港に戻ると、SHINYA氏が朝食後もここに戻っていた、そして一本追加したと言う。
 他にはフライマンが数人ロッドを振っていた、その中の一人が連続ヒットしている、その二本目を上げた瞬間黒猫がサッと飛び出してきてそのアメマスを咥えて物陰に逃げ込んでいった、ついサザエさんの主題歌を思い浮かべて笑ってしまったね、《♪おさかなくわえたどら猫♪・・・》である。
撮影HIROSHI氏
撮影HIROSHI氏

 時間は12時、ルアーには反応無く引き上げることにした。

 兎に角アメマスは釣れても漁港ではストレスが溜まる、終日サーフの釣りを楽しみたいものだね。
 下の状況では手も足も出ないな・・・・・・・・。

Mountain stream fishig
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