Report day Weather DATA
1月13 曇り/吹雪 アメマス MAX 52
cm
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 正月気分もすっかり消えて、北海道は厳しい時期に突入した。

 ネットをチェックしていると今年の日本海は大物ラッシュの様だ、島牧赤灯・18番とも連日70UPが上がっている、中には77.5cmで5kg近いモンスターも、私には想像を超えるものである。

 しかし天候を一昨日からチェックしていたが先週に続き良くない様であったが、現在休みを選択する権利の無い私には日曜に出撃するしかなかった。

 そして、出撃先もこんな状況では行く場所も決められてしまう、その様な状態であるので得意では無いが、今シーズン始めて端っこにある漁港に向かう。

 向かう途中海岸線を走るのだが車のフロントガラスに、ベタッと貼り付いてきた物があったその時は雪だと思ったが、それは間違いであった、この日の最低気温は-8度風速は10mを越える白波立った海水は波の華となって飛び交っていたのだ。

 そんな厳しい条件で釣りをするまさしく釣りキチ○イとしか言いようがない、だが!そんな釣りキチ○イも私一人では無い様だ。

 私が2番手で入った後次々釣り人が増えて行った。

 到着してまだ暗い状態で船揚場に立つ、先週アメマスがヒットしたミノーをキャストする、暗いので何処に飛んでいるのかよく解らない、風も強い僅かに着水の飛沫が立つのが見えるぐらいだ。

 しばらくの沈黙があり漁港のスピーカーからチャイム代わりの音楽がなる、すると「ガツン!」と当たりが来るそいつは波打ち際ギリギリ迄抵抗をした陸に上げられても、暴れ回る程コンディションは良い、フックもテールだけでなくセカンドフックにもガッチリ食らい付いていた。

 後で聞いた噂では有るがこれより二回りも大きい奴がいる様だが、私にはこの一本が嬉しい。

 そして明るくなるとまた沈黙する、今日はほとんど諦めていたのでここでの一本は貴重だった、この漁港を後にする時JIJI’S blogのJIJIさんに会うことが出来た気さくなとてもやさしい雰囲気の方であった状況は良くない様だ、そしてこの後漁港巡りをするJIJIさんと別れ、次に移動するがとても粘れる状況では無い、強烈なブリザードで気力は失ってしまった。

 ここは次回に持ち越すことにして帰宅の方向に車を走らせる。

 次は複数ヒットにサイズアップが目標だね、サーフでの会心の一撃が欲しいところだ。


 2箇所目に到着した時はまだ希望は有ったが、すぐにその気は失う。
 顔にぶつかる雪と風は痛みそのものだ、とても3分と立ち向かう気にはなれなかった。

Mountain stream fishig
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