< < The last freshwater fish > > |
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今年最後の月も中を過ぎたこの日をfresh waterの最後に決めた、
そしてホームの止水域を巡る事にした。
夜が明ける前に車を走らせる、
最初に向かうところは先週も行ったブラウンが待つ水域だ。
何時も通りにゲートは閉ざされたまま
ゲート前の広場に車を置きタックルを準備する。
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ゲートを越え何時も通りに歩いてインレットを目指す。
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インレットに降り立つと氷が目前まで迫っているその距離は5mも無い。
ラインの先に15gのスプーンを付け右方向にキャストするブラウンの反応はすぐあった、
バイトしてきたのは40cm程のブラウンだった、
ローリングして抵抗するのを足下の浅瀬まで寄せた瞬間フックアウトした、
そいつは身体をくねらせ湖面に戻っていった。
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流れの有る方へ向かう、
しばらくは気配を感じる事は無かった。
そして前釣行でもチェイスが有った所にミノーを飛ばす。
流れにラインを預けミノーがゆっくりと流れに乗って下っていく、
その後ろを少し離れて影が追尾していく。
ミノーが流れに反転する、
影が急接近したその瞬間ロッドが弧を描く、
ロッドを持つ手にその重さが伝わる、
影は流れに逆らいラインを上流に引っ張っていく、
じわりじわりと手前の岸に寄せる、
寄って来たその影は45cmのブラウンで、
此奴が今年最後のブラウントラウトなった。
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インレットを後にして待たせてある車に戻る、
途中橋の上から結氷した湖面を覗く、
何とも言えない奇妙な斑紋が見える自然が作った模様だ、
どうしたらこの様な模様が出来るのだろう、
自然とはまさに珍妙である。
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次に向かったところはホームの止水域である。
ここは今春にはアメマスやブラウンが相手をしてくれた。
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インレットはほとんど閉じている、
このスペースでアメマスは出てきてくれるだろうか。
だがその心配には及ばなかったアメマスは一投目でバイトしてきた、
ただその後は幾度ルアーを飛ばそうがアメマスを連れてきてはくれなかった。
しかしここホームのアメマスをこの1本見られただけで十分であった。
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この時期誰一人訪れない水域自分の足跡だけしかない。
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最後にホームの川、
イワナに逢いに行く。
そして・・・・・・。
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The last freshwater fish
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