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10月17日 晴れ ニジマス MAX 24
cm
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 道南の渓流も紅葉が真っ盛りになった、前日には雪虫が一匹だけど飛んでいた、前の土曜日には高い山には白くなっていた、今年の初雪は早いのだろうか。

 この日は穏やかな朝で青空が広がり気持の良い一日の始まりだった、ついつい車に乗り込み近くの渓流に向かって走っていた。

 だが、釣りは二の次で狙いはキノコである、この時期はあまり良い釣果が得られないも事実だからね、釣れればラッキー程度で入渓した。


 入渓後間もなく目的の物が見つかる、川の真ん中に横たわった倒木にムキタケが少量だが袋に詰める、そして近くの深みから小さいがニジマスも顔を出してくれた。

 

 そこからまた少し上流へ行くと上から人が下りてきた、入渓後すぐ釣り人以外の足跡と思われる足跡が一人分付いていたのだが、その足跡の持ち主の様だ背中にはライフルを背負っていた。

 その時のやりとりが次だ。

 「お早う御座います。」
ハンター
 「おはよう。」

 「熊追いですか。」
ハンター
 「おう、そうだよ。」

 「下に向かって今朝の足跡が有りましたよ。」
ハンター
 「そうだね先日、子連れの熊の内1頭の子熊を捕って、もう1頭の子熊を連れた親熊が気が立っているから気をつけてな、あまり奥には行かない方が良いよ。」

 前に来た時に大きな羆の足跡が有ったのを思いだした、ハンターが言っているのはどうやらその羆のようだ、だが今日見たのはまた別のようで有る、大きさが前に見た物より小さめなのだ。
 方向は下に向かっていたしハンターも上から下りてきたので、まあ少し上がっても大丈夫だろうともう少し上流へ向かう。


 新しい羆の足跡そしてスパイクはハンターの足跡、羆は人の足跡の上に付いている。

 採取はしなかったがブナハリタケ(上左)とヌメリスギタケ(上右)、そして下がツキヨタケ(毒)と同じ倒木に生えるムキタケ勿論ムキタケのみ袋に入れる、このムキタケ帰ってからが大変でね、でも食感は癖になる。


 釣果は聞かずとも写真に有るだけと言っても1匹のみ、目的は果たしたので2時間半の遡行で帰宅する。

 途中林の方から獣臭が流れてきた、話を聞いた後なので嫌な感じはしたが魔よけに火を付け林を避けるように下っていく、秋は羆も活発に行動している、川には鮭も上がってきている入渓は注意をしなければならないな。

Mountain stream fishig
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