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10月13日 晴れ アメマス・イワナ MAX 36・33
cm
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 渡島半島の紅葉が盛期になる前に山頂が仄白い化粧が施された、全道的にも11月下旬並の気温になったこの日、前日にブログ『ヒグマのお庭でこっそりフライIN北海道』のアカガレイ氏に同行依頼のメールを打つと快く承諾の返信が届いた。

 そして行き先は先日に「渓流遊び」のchuel_06氏と行った渓がまだ何とか釣果が出ると判断して向かうことにした。

 入渓してすぐにイワナが元気よく飛び出してくる、これは期待できそうと思い遡行を始める。


 だがやはりこの時期はそんなに甘いものでは無いようだ、魚はいる前回と同じ場所に溜まっているのだが前回より少し反応は鈍い。

 イワナは素直に釣られてくれるのも数多いが、アメマスは特にシンキングミノーをフォーリングさせると反応してくるが、ラインにテンションが掛かっていないためミノーが流れてしまいフッキングしないのだ、ミノーをフォーリングと言うのもおかしいのだがスプーンでは反応しないのだ。


 しかしそんな中でもヒットしてくれるアメマスもいる、よく見ると何かほっそりとしている産卵が終わってスリムになっているようだ、遡行していくとへつる場所がある伝説を期待したのだが無地通過するアカガレイ氏。


 下はペアのイワナ、邪魔するのは気の毒ではあったが、産卵床に居着いていたところを釣り上げた、左のメス、右のオスとも腹はスッキリしている産卵の終わった直後だろう。


 産卵が終わっても産卵床に陣取るオスイワナ、フレームには入っていないが近くにメスも居た。

 産卵した卵を守っている様にも見えた。


 先日はアメマスの産卵床を掘る姿を見ることが出来たが、今回はアメマスもイワナもほぼ産卵行動は終わったようでヒレがボロボロになった個体が数多く釣れた、そして砂利の川底には無数の産卵床があり遡行するのも気を遣うぐらいであった、イワナ達の命をつなぐこの行動は毎年続いているのだろう、最後の滝の辺りは産卵前のイワナも居るようなので、その上はまだ時間は有ったのだが行かず、邪魔者の釣り人は引き返す事にした。


 帰りは林道を歩いて戻る、渓の上10メートル程を歩くのだがその林道からの景色もこの渓は素晴らしい、林道を歩きながらカメラのシャッターを何度も切る、またここには何回も来るのだろうと思うそれだけ魅力の有る渓流だ。
Mountain stream fishig
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