道南の秋は順調に進んでいるようで、一雨毎に気温が下がり渓の水も冷たさを増している様に感じる。
今回は「渓流遊び」のchuel_06氏が道南遠征のガイド役を仰せつかったのだが、前日の雨で渓のコンディションがあまり良くない様で心配していたのだが、朝に水位をネットでチェックすると平水にほぼ戻っていたので、予定の渓に無事出撃となった。
フィールドに到着すると渓は心配するまでもなく増水は収まり釣りには何の問題もない状態だった。
前日にchuel_06氏が近くの渓に入ったそうだがイワナ達はカップリングしていて、フライには反応しなかったそうで釣行前には心配していたが、釣行を開始するとそんな心配も全く無用であった、中にはフライやルアーを無視する個体も有ったが魚影は濃く、プールには10匹単位でイワナやアメマスが溜まっている、そして次々ルアーを追って来るフッキングするのは残念だが数少なかったけどね、まあ時期が時期だけにその辺は仕方ないだろう。
この渓は滝が多いのだが滝と聞くと釣り人はその滝壺の中に大物を期待する人が多いと思う、確かに居るのは間違いないとは思うが、私の場合大物を引き出したことは今一つ記憶がない、しかし、この様な滝を見ると渓流に来て良かったと思うのは私ばかりでは無いだろう。
滝は魚にとっては邪魔者の何者でもないだろうけど、人が目の前にすると感動を与えてくれる存在だ、その滝も越えて行くのが大変だけどね。
今回は産卵時期でもあり釣果は望んではいなかったが、思っていた程悪くはなく楽しく満足な釣行であった。
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