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9月30日 晴れ イワナ・カジカ・ニジマス・ヤマメ MAX 35・?・28・15
cm
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 道南もこの一週間で気温もぐっと下がり、自宅の窓から見える山も秋色が濃くなってきた。

 この時期の渓流は釣りの他にキノコの収穫が私の楽しみでもある。
 採取するのはナラタケ(ボリボリ)とナメコが主であるが、他にはムキタケ、ラクヨウなども見かければ持ち帰る、色々他にも食用は有るのだが、判別も難しい物も有るので他の物はあまり持ち帰らない事にしている。

 さて今回はある支流なのだが最近行ってないし、ボリボリが有りそうな雰囲気なので突入してみた、秋になり水量も安定している様では有るが反応はやはり今一つであった、結構奥に入ってから最初の一本が大石の隙間から出てきた、そしてそれが今日の一番で見事な魚体をした尺イワナであった。

 その後も尺4本チビ数本で終点の滝まで行き着く、ここで普段なら引き返すのだが某フライの貴公子と同じく滝上が気になってしまった、今までは行くつもりは無かったのでルートが見つけられなかったが、少し手前から上に上がるルートを発見してしまった、見つけたいじょう行くしかないね時間も早いし上がって見ると案外楽に高捲ける、滝の上に立つ渓相は・・・・・藪だ。

 少し溜まりが有ったのでルアーをホイっと投げる、いきなり大きいのがバシャバシャと暴れる、そしてフックアウト・・・。
 その後は25・6cmのが数本釣れたが藪がきつくなったので雰囲気もヤバそうで引き返しボリボリを袋に詰め脱渓する。

 そうそう滝壺でカジカが釣れた(引っかけたと言うべきか)ルアーで始めてのご対面だ、カジカにガンを飛ばされたが(^^;)。

▼「何だこのやろー!」と絶対言っている▼ ▼滝上から下を見る▼
▼ 2本目の支流 ▼


 次に向かったのは同じ流域の別支流。

 いつもより少し水量が多い様だが気にする程でも無い、相変わらず水は透明度が高く綺麗だ、同じ流域なのに最初の渓とは渓相が全く違う好みの渓相なのだが、今年はあまり良い思いはしていない、今回も渋い結果となった。

 必ず居るポイントからは数本良型は出るのだが、瀬やボサ下からは反応は全く無かった。

 魚の姿が見えない感じだどこに行ったのだろうね、イワナ達は上それとも下あまりにも釣れないので上には行かず、別流域に向かう為に脱渓して林道を車まで歩く。

 この林道を歩くのが苦手なんだよね、周りをキョロキョロして警戒しながら歩く、ついでにキノコも探しつつ(笑)。

 あいにくキノコは無かったが無事車に到着、そして次の渓に向かい車を走らせる。
▼ 3本目の別流域 ▼


 今日三つ目の渓に到着する、ここはこの日最初に行くか迷った場所でも有る、それは前日ブログの『ヒグマのお庭でこっそりフライIN北海道』のアカガレイ氏が入渓をUPしていたので、朝は敬遠したのだ。

 だが到着すると見慣れた車が止まっている、そうアカガレイ氏だ彼も到着下ばかりの様で入渓地点のすぐ下を歩いていた。

 私もすぐ渓に降り立ちアカガレイ氏に声を掛ける、話を聞くと前日取り逃がしたニジマス様を釣りに来たようだ、私はここはキノコがメインにと話し釣り上がって行く。

 少し上がるとベタベタと足跡が、こりゃ新しい今朝の物だアカガレイ氏には話さずもう少し釣り上がる、けどここは前回上流は良くなかった、そしてナメコを発見これも収穫、天然ナメコは嬉しい。

 釣果の方はサッパリになりアカガレイ氏と相談して脱渓し撤収とした。

 アカガレイ氏に足跡の話をすると前日は無かったそうだ・・・・・・・・・・・・・、『こわっ!!』

 最初の林道でもコクワのツルを引っ張った後もあり、皆さん秋の渓流は周囲を注意してくださいね。
Mountain stream fishig
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